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大森にラーメン店「麦苗」 1日100杯、予想外の完売続く

「特製 鶏のらあめん」(970円)

「特製 鶏のらあめん」(970円)

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 大森駅東口近くに4月23日、「Homemade Ramen 麦苗(むぎなえ)」(品川区南大井6、TEL 03-3298-5158)がオープンした。

「麦苗」の外観

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 店主の深谷明大さんは約10年間の修業を経て開業。店名の麦苗には、「踏まれながらしっかり育っていく」という意味を込めている。店舗面積は約11坪、カウンター9席。

 深谷さんは「山形地鶏の丸鶏とガラをメインに使ったスープが特徴。化学調味料を使わず、安心して食べられるラーメンにこだわっている」と話す。「ラーメンの味はまだ固まっていないため、毎日少しずつ味を変えて試行錯誤を繰り返している」とも。

 「鶏のらあめん」(770円)は、北海道産の小麦を原料にした自家製麺を採用。トッピングに「味玉」や「メンマ」、「愛知県産のり」(以上100円)、「チャーシュー4枚」(300円)を追加できる。皮から手作りした「海老ワンタン」などが入った「特製 鶏のらあめん」(970円)も提供する。

 限定10食の「本日の魚めし」(380円、ラーメン購入者のみ)も用意。深谷さんの実家が営む創業150年の鮮魚店「魚桂(うおけい)」(目黒区)が仕入れた魚を使う。日替わりで、「本鮪(まぐろ)の赤身のっけ丼」や「本鮪中トロ中落ち丼」なども。

 ドリンクは「朝日熟成」(350円)や「川越の地ビールCOEDO」(450円)、日本酒(450円~)、黒烏龍茶(200円)を用意する。

 「ありがたいことに、想像以上に良い反響をいただいている」と深谷さん。1日約100杯準備するラーメンは、早いときには19時前に売り切れるという。「注文してから少しお待たせしてしまうかもしれないが、目の届く範囲で気持ちを込めて作っていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は、11時30分~14時30分、18時~なくなり次第終了(日曜のみ11時30分~16時まで)。

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