白金高輪駅近くに2月13日、居酒屋「多古豚(たことん) 白金」(港区白金1、TEL 03-5422-9296)がオープンした。
昨年5月末日に閉店したワインバー「WINE LIVING 葡溜(ぶりゅう) Brew」の物件を業態転換し、リニューアルした同店。オーナーは変わらず、店長は新たに岩崎一実さんが務める。店舗面積は約16坪、席数はカウンター15席、テーブル8席。
食材は、ブランド米「多古米(たこまい)とブランド豚「花悠豚(かしゅうぶた)」にこだわる。多古米は千葉県多古産こしひかり、花悠豚はハーブ原料や麦原料を与えて飼育した千葉県のブランド豚。岩崎さんは「どちらも流通量が少ないため、知らない人の方が多いだろう。都内で食べられる店はまだほとんどないと思う。ぜひ当店で楽しんでもらえたら」と話す。
メニューは「多古豚風つくね揚げ」(980円)や「タンとふろふき大根のとろろおでん」(1,200円)、「霜降り肩ロースの塩釜焼き(400グラム)」(3,200円)、「蒸しせいろしゃぶしゃぶ」(1人前1,380円、注文は2人前より)、「目の前で炊く鉄鍋ご飯 多古市特産大和とろろ添え」(1,200円)などを提供する。
アルコールは日本酒メインで、ワイングラスで提供する。「食事に合うよう、腰が据わった濃厚な日本酒をそろえている」と岩崎さん。純米火入れ「栗林 金沢西根」や特別純米「十水」(以上680円)、特別純米「宗玄 純酔無垢」、純米吟醸「いずみ橋 恵」(以上750円)、純米大吟醸生「栄光冨士」(880円)などをそろえる。そのほかビール(780円~)やハイボール(680円~)、果実酒(630円~)なども(価格は全て税別)。客単価は4,000円~5,000円。
岩崎さんは「想像以上に地元の方々に来てもらっている。今後は地域密着型の店として、お客さまのご要望をかなえていきたい」とほほ笑む。
営業時間は18時~翌1時(土曜は17時~)。日曜定休。