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東五反田に大衆酒場「黒鶏ファニー」 鹿児島の地鶏「黒王」を使用

「黒鶏ファニー」の外観

「黒鶏ファニー」の外観

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 五反田駅東口エリアの居酒屋跡地に8月3日、大衆酒場「黒鶏ファニー」(品川区東五反田1、TEL 03-5475-6552)がオープンした。運営はD-climb(同)。

店内の様子

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 同店は、店長の徳竹辰也さんと大学時代からの友人である吉田潤さんによる共同経営。徳竹さんは飲食店で実務を、吉田さんは飲食業のコンサルタント経験を積んできたという。店舗面積は15坪、席数は34席。

 出店の経緯について、徳竹さんは「学生時代からいつか一緒に店を持ちたいと話していて、30歳を目前に開業を決意した。初期費用をなるべく抑えたいと考えていたところ、知り合いだった同ビルのオーナーに声を掛けてもらったのがきっかけ。専門性のある料理を2人で相談していたところ、東京にはほとんど流通していない鹿児島県の黒さつま鶏『黒王(こくおう)』の味に感動し、これをメインに使うことにした」と話す。

 通常の鶏は約50日の育成で出荷されるが、黒王は約150日の長期育成で出荷する。独自の配合飼料や1平方メートルに5羽というストレスのかからない環境を整えているため、筋肉質な肉質やうま味、脂の乗りが特長だという。

 メニューは、黒王の「全開盛り」(1,980円)、「よだれ鶏」(480円)、「五反田の用心棒」(1本=340円)、「地鶏のなめろう」(580円)、「ファニーのポテサラ」(450円)、「鶏皮ポン酢」(380円)などを提供する。

 アルコールは、「ザ プレミアムモルツ」や「九州ハイボール」(以上450円)、鹿児島県産の焼酎各種(400円~)のほか、「魔王」「森伊蔵」(800円)などを用意する(価格は全て税別)。

 「オープン前に鹿児島の生産者と話をして、黒王の認知をもっと広めたいと思った。幅広い世代の人にこの味を知ってほしい」と徳竹さん。「鶏以外のメニューも、手間をかけて一から仕込んでいるものばかり。リーズナブルにおいしい料理を提供していきたい」と意気込む。

 営業時間は17時~翌1時。日曜・祝日定休。

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