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西五反田に鶏だし専門店「信濃屋+」 創業65年の地元鶏肉店が新業態

店長の石坂優貴さん(左)とスタッフ

店長の石坂優貴さん(左)とスタッフ

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 五反田西口エリアに7月9日、鶏だし専門店「信濃屋+(プラス)」(品川区西五反田1 )がオープンした。

「信濃屋+(プラス)」店内

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 同エリア目黒川沿いに店を構える創業65年の鶏肉専門店「信濃屋」(同)新業態。信濃屋店長の長男、石坂優貴さんが店長を務める同店。昨年5月末日に閉店した亀屋酒屋跡を全面改装した店内は、「だし工場のスープ作り」をイメージして設計したという。店舗面積は10坪。

 メニューはすべてテークアウト。鶏だしにアレンジを加えて飲みやすくした「プラススープ」(150円)ほか、週替わりで用意する3種類の「スペシャルスープ」(Sサイズ=320円、Mサイズ=450円、LLサイズ=850円)をメインに提供する。

 セットメニューとして、信濃屋本店と同じ米を使った「ご飯セット」(+150円)、ベーカリー「Pain aux fous(パンオフゥ)」(東五反田3)から取り寄せたパンをセットにした「パンセット」(+230円)、鶏だしで炊いたおこわをセットにした「鶏おこわセット」(+250円)も用意する。いずれもスープを注文した上での追加セットとなる。

 総菜は、「ピーマンの肉味噌づめ」「ズッキーニのチーズ肉詰め」(以上90円)や「自家製フレンチトースト」(350円)、「チキンロール」(880円)など。そのほか、鶏の部位ごとに取った「鶏だし」(400ミリリットル=400円)や「信濃屋だし」(400ミリリットル=460円、1リットル=1080円)を販売する。

 「本店ではシンプルなメニューが多いので、当店では少し手の込んだものを意識した。まだ始めたばかりで品数は少ないが、これからメニューを増やしていくつもり」と石坂さん。「普段の料理に鶏だしを使うだけで料理がぐっとおいしくなる。食卓でもより身近に鶏だしを楽しんでほしい。鶏だしのおいしさをもっと多くの人に知ってもらえたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~19時30分(売り切れ次第終了)。日曜・祝日定休。

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