東五反田エリアに8月22日、「ギンダコハイボール横丁」(品川区東五反田1、TEL 03-6721-7615)がオープンした。運営は「築地銀だこ」など飲食事業を展開するホットランド(中央区)。
「ギンダコハイボール横丁」は2013年12月、JR五反田駅東口に簡易施設を建てて営業をスタートしたが、駅前の開発工事のため2017年9月に閉店。1年近くを経て、歩道橋を渡ったソニー通り沿いの立地で営業を再開した。スーパーバイザーの内海岳大さんは「多くのお客さまから『もう一度五反田で店を出してほしい』との声をいただいた。五反田で営業を再開できてうれしい」と話す。
同店は、「築地銀だこ」「もつ焼 昭和のもっちゃん」「下町の鉄板焼 銀ちゃん」「BAR路地裏」「BAR屋根裏」の複合店。1・2階合わせた店舗面積は38坪、席数はテーブル席127席、カウンター席13席。「前店は立ち飲みだったが、新店ではいすを備えた。席数やメニューの種類を増やしたため、いろんな店でにぎわう横丁感をより楽しめるようになったのでは」と内海さん。
フードメニューは、定番の「たこ焼」(4個=310円)やベーコンとチーズにコショウを効かせた「こく旨 チーズペッパー」(4個=460円)、「とり皮棒」(1本=160円、10本=1,480円)、「黒豚しゅうまい」(3個=330円、10個=980円)、「海鮮明太焼そば」(680円)、「牛ハラミ串」、「もつ煮込み」「たこ焼チャンジャ茶漬け」(以上、480円)など。
ドリンクメニューは「角ハイボール」(380円)や「六ジンハイボール」(550円)、「プレミアム・モルツ」(490円)、「こだわりレモンサワー」、「赤ワインサングリア」(以上、500円)、「紅しょうがサワー」(420円)、「逢初(あいそめ)」(450円)などを取りそろえる。
ランチタイムは、「金沢風カレー」(680円)や「お好み焼そば」(730円)、「焼そばと焼おにぎりセット」(750円)、「牛カルビ丼」(並=780円、上=880円)、「たこ焼」(8個=580円)などを用意する。客単価はランチ=750円、ディナー=2,200円。
内海さんは「『ギンダコハイボール横丁』のフラッグシップになるような店を目指している。銀だこといえばたこ焼きのイメージが強いが、鉄板焼きや串焼きなどのメニューも用意している。横丁ならではの活気あふれる雰囲気を楽しんでいただければ」とほほ笑む。
営業時間は、平日・土曜=11時30分~23時、日曜=11時30分~22時(ランチタイム=11時30分~14時)。
品川エリアでは、7月17日に青物横丁、7月27日に大森東口、8月30日に品川駅港南口で「築地銀だこ大衆酒場」が立て続けにオープンした。同ブランドでは、たこ焼きや揚げ物だけでなく刺し身なども提供している。同社によると、いずれの店も昭和レトロな懐かしい雰囲気を大切にしているという。