火鍋専門店「小尾羊 飛龍菜館(シャオウェイヤン ヒリュウサイカン)」(品川区東大井5、TEL 03-3450-7658)が大井町駅東口近くにリニューアルオープンして1カ月がたった。
2001年から中国料理店「飛龍菜館」として営業していたが、今回のリニューアルで火鍋専門店「小尾羊」のフランチャイズ店に業態変更した。モンゴルの包頭(パオトウ)を本店とし、世界中に展開している同ブランド。世界898店舗目で、広域品川圏では初出店、国内15店目となる。店舗面積は45坪、席数はテーブル75席。
リニューアルの経緯について、マネジャーの中島勝さんは「『小尾羊』で食事をした際、そのおいしさに驚いた。品川エリアではまだブランド展開していないことを知り、店を出したいと思った」と話す。
コンセプトは「たっぷりのお野菜とヘルシーなラム肉が楽しめる薬膳火鍋の専門店」。臭みが少なく、うま味が強いとされる生後8カ月までのラム肉を提供する。薬膳スープには、大蒜(おおびる)や棗(なつめ)など数10種類の漢方食材を使う。
火鍋メニューは、ラム肉や野菜、ライス、デザートなどが付く食べ放題コース(1人前=2,980円~)を用意。「麻辣紅湯(マーラーホータン)」や「コラーゲン白湯(パイタン)」など、9種のスープから3種選べる。そのほか「ラム串焼き」(190円)や「極上ラムのスペアリブ」(980円)、「餃子(ギョーザ)」(5個=280円)、「五目野菜炒め」(380円)、「油淋鶏(ユーリンチー)」(580円)などのアラカルトメニューも。
ドリンクメニューは、1.8リットルピッチャーの生ビール(1,500円)や「杏露サワー」「津軽林檎(りんご)サワー」「紹興酒」(以上280円)、「紹興花彫酒 陳5年」(ボトル=1,500円)、「真露」(ボトル=2,000円)などを取りそろえる。
ランチタイムには、ドリンクバー付きのセットメニューを提供する。「若鶏の唐揚げ」「酢豚」などの料理1品にご飯とスープが付く定食メニューや「野菜湯麺(タンメン)」「海鮮そば」などの麺類と半チャーハンかミニ麻婆(マーボー)丼が付く麺メニュー(以上580円~)、「麻婆丼」「天津飯」などの丼ぶりメニュー(490円~)など。客単価はランチ=600円、ディナー=3,000円。
「リニューアル後は女性や年配のお客さまが増え、リピーターも多い」と中島さん。「薬膳火鍋は体を芯から温め、病気の予防や美容効果が期待できる。ラム肉が苦手な方も、一度食べに来てもらえたら」とほほ笑む。
営業時間は平日=11時~14時30分、17時~24時、土曜・日曜・祝日=17時~23時。