フルーツ専門店「bergamot(ベルガモット)」(品川区小山3、TEL 03-5751-7770)が12月19日、武蔵小山駅近くにオープンした。経営はサンテフルーツ(品川区)。
店舗は、スーパーオオゼキ並びにあった「パン工房こみね」仮店舗跡を改装した。向かいのフラワーショップ「Spice」に協力を仰ぎ、外観と内装は花とフルーツをあしらったナチュラルなテイストを意識。内装の壁紙は、同じ通り沿いの壁紙店「あんの木」が手掛けた。店舗面積は6坪、イートイン席は5席。
店主の熊木隆裕さんは以前からフルーツに携わる仕事をしており、今回独立開業に踏み切ったという。開店の経緯について、「開発が進み、街も人も活気がある武蔵小山はフルーツを広めるのにぴったりの場所だと感じた。オープンして間もないが、地元を中心に幅広い層のお客さまに来ていただいている」と話す。
同店のコンセプトは「フルーツアレンジメント」。花を選んで花束を作るように、好きなフルーツを気軽に楽しめる店づくりにこだわる。熊木さんはフルーツコンシェルジュとして、フルーツに関するさまざまな質問や相談に対応する。
メニューは「気まぐれミックスジュース」(400円)や「ホットジンジャーレモネード」(350円)、「洋梨とベリーのスムージー」「ホットサングリア」(以上600円)のドリンクほか、「ミックスサンド」(350円)、「あまおうサンド」(500円)、「オレンジDOLCE」(400円)、10種類のフルーツを使った「フルーツパフェカップ」(800円)など。一部商品はイートインが可能。メニューは季節によって変わる。
ギフトメニューは、「プチフルBOX」(2,000円)や「StrawberryプチフルBOX」(2,500円)、「Giftバスケット」(4,500円)などを取りそろえる。ギフト用のオーダメードアレンジも受け付ける。客単価は1,500円。(価格は全て税別)
熊木さんは「最近の一般家庭では、価格の高騰や皮をむくのがおっくうといった理由で、フルーツを食べる機会が少なくなってきているように思う。えりすぐりの良いフルーツを安く、少しずつ味わえるように工夫しているので、まずは一度、店に来てもらえれば。今後は通販展開も視野に入れ、SNSを活用してフルーツの魅力をさらに広めていきたい」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~19時。火曜定休。