新しい睡眠スタイルを提案する体験型カフェ「ネスカフェ 睡眠カフェ」(品川区大井1)が3月6日、大井町駅近くにオープンした。
3月18日の「睡眠の日」にちなんで、NPOまちづくり大井(品川区)とネスレ日本(兵庫県)が協働でオープン。都市型観光と健康をテーマに、コーヒーを活用して魅力的なまちづくりを目指す「コーヒーウェルネスプロジェクト」の一環となる。「睡眠カフェ」の常設店は今回が初めて。
NPOまちづくり大井理事長の神戸三元(みつはる)さんは「大井町は都市活性化拠点として開発が進む街。住民の健康を意識したまちづくりを考え、コーヒーを通じた社会貢献活動を行っているネスレ日本に声掛けした。大井町エリアの名所として、人が集まるきっかけになればうれしい」と話す。
店内にはフランスベッド(新宿区)のマットレスベッド6台とレザーリクライニングチェア4つを用意。マットレスや枕は固さを選ぶことができる。睡眠導入を目的として、森や川の自然音で眠りを誘う安眠ミュージックや、色や明るさを自由にカスタマイズできるIoT照明「フィリップス Hue(ヒュー)」を設置する。そのほか、睡眠時の脳波をモニタリングし、起床後に睡眠の質が計測できる睡眠計測アイマスクの用意も。
コースは、ベッドで睡眠を取る「睡眠コース」(60分=1,500円、90分=2,480円、120分=3,300円、180分=4,950円)とリクライニングチェアで仮眠を取る「ナップコース」(30分=750円)の2種類。価格は全て税別。
「睡眠コース」は、入眠前のリラックスを目的として、カフェインレスの「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め ボトルコーヒー カフェインレス 無糖」1杯を提供。起床後にはリフレッシュ用に、カフェインを含む「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め ボトルコーヒー 無糖」1杯を用意。「ナップコース」では、起床後のパフォーマンス維持を図り、カフェインを含む「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め ボトルコーヒー 無糖」1杯を仮眠前に提供する。
ネスレ日本専務執行役員の石橋昌文さんは「日本人の睡眠不足の問題解決の一助として、皆さまに新しいライフスタイルの提案ができれば。この店舗を拠点に、大井町エリアの飲食店や施設などと連携したサテライト店舗の開業も視野に入れている。コーヒーをテーマに、街をもっと盛り上げていければ」と意気込む。
営業時間は9時~18時。予約は専用サイトから受け付ける。