インテリアショップ「オルネ ド フォイユ)」(品川区西五反田5、TEL 03-6876-7832)が3月22日、東急目黒線不動前駅近くにオープンした。
2004年に青山で営業を始めた同店の移転オープン。オーナーの谷あきらさんは、1994年に渡仏し、パリで14年間を過ごした後に帰国。オンラインショップの開業を経て、ヨーロッパのインテリア用品やアンティーク家具を扱う店を構えた。
物件は、元倉庫の3階建てを改修し、1・2階を店舗、最上階をオフィスとして利用する。昨年、青山店を含む2店舗が耐震工事のため相次いで退去となり、事務所を兼ねて一棟利用できる物件を探したという。一般向けの営業は金曜・土曜のみで、平日は店舗経営者や企業向けのショールームとしても使う。店舗面積は約70坪。
販売商品について、スタッフの舟橋麻由美さんは「オーナーがパリの生活で得た感覚をベースに、『エレガンス』というキーワードで集める」と話す。ヨーロッパ製の商品をはじめ、国内作家の品やインド製のアイテムなど、幅広くそろえる。
1階は、照明やラグなど大型のインテリア用品を扱い、テーマを決めたフェアを定期的に行う。初回はモロッコフェアを開催中。そのほか、デンマークのインテリアブランド「FRAMA(フラマ)」の家具などは、国内唯一の実店舗販売を行う。
2階は、食器や小物を中心に扱う。フランスの食器ブランド「Astier de Villatte(アスティエ・ド・ヴィラット)」や、インドのカンタ生地を使ったマルチカバーなど。スタイリストの石井佳苗さんが「パリジェンヌのアトリエ」をイメージしてスタイリングを手掛けたスペースも開く。5月4日まで。
「今後は参加型のイベント企画なども考えていきたい」と舟橋さん。「自分にとってすてきだと思えるアイテムが見つかる場所になればうれしい。あまり構えず、近所のパン屋さんに行く感覚で立ち寄って」とほほ笑む。
営業時間は11時~19時。金曜・土曜のみ営業。