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五反田バレーがオウンドメディア「五反田計画」開設 ローンチイベントも

第2部「ベンチャー広報が目指す『五反田計画』のカタチ」の様子

第2部「ベンチャー広報が目指す『五反田計画』のカタチ」の様子

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 一般社団法人「五反田バレー」と品川区が6月5日、西五反田エリアのコワーキングスペース「CONTENTZ(コンテンツ)」(品川区西五反田1)で、オウンドメディア「五反田計画」のローンチを記念したイベントを開催した。

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 一般社団法人五反田バレーは2018(平成30)年7月に設立。五反田駅周辺にIT・ベンチャー企業が急増していることを受け、企業と行政の間で連携を取って街全体の活性化を目的に活動している。5月24日に開設したオウンドメディア「五反田計画」では、団体の活動報告や、ベンチャー企業に有益なトピック、五反田エリアの情報を発信する。サイト内には「品川経済新聞」の五反田エリアの最新ニュース5本を配信する。

 イベントは2部構成。第1部ではオウンドメディア「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコム(国立市)社長の青木耕平さんをゲストに迎え、「五反田計画」の企画・編集を務めるノオト(品川区西五反田1)社長の宮脇淳さんとのトークセッションが行われた。テーマは「IT×ローカルの可能性 なぜ今オウンドメディアなのか?」。

 オウンドメディアの地域性について、青木さんは「『五反田っぽい』という一言で共有できるイメージは多い。クラシコムにとって『北欧』がそれに当たるように、コンセプトやアイデアを連想させる地域性はとても重要」と語った。これを受け宮脇さんも「『五反田計画』を通して、五反田のイメージを作っていかないといけない」と意気込んだ。

 続く第2部では「ベンチャー広報が目指す『五反田計画』のカタチ」をテーマに、品川区職員と五反田バレー会員企業の広報担当者によるトークセッションを行った。登壇者は、小川和朗さん(品川区地域振興部)、古川芙美さん(ココナラ)、中村岳人さん(Pathee)、西塔穂波さん(マツリカ)の4人。

 小川さんは「五反田はオープンな地域。ITと大学、ITと昔ながらの商店街といった組み合わせなど、五反田バレーには他の地域には無い可能性があると思う。これからどう展開していくのか、ワクワクしている」と、五反田バレーに寄せる期待を語った。

 トークセッション終了後には、イベントに訪れていたメディア関係者も交えた交流タイムが設けられた。五反田バレー会員企業の社員だけでなく、品川区役所からの参加者も。新たな人脈を作り、交流を楽しむ参加者の姿が見受けられた。

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