サンリオ(大崎1)のキャラクター「シナモロール」のデザインマンホールの第2弾が8月9日、大井ふ頭中央海浜公園・ホッケー競技場近くに設置された。
シナモロールは、2017(平成29)年2月にしながわ観光大使に任命され、キャラクター単体としては「シナモン」の名称で広く親しまれる。シナモロールデザインマンホールは、観光促進を目的として昨年10月に大井町駅近くに設置され、今回は第2弾となる。
設置場所は、品川区で開催されるオリンピック・パラリンピックのホッケー競技場近く。2020年東京オリンピック・パラリンピックの競技のうち、区内で開催されるホッケー競技の応援キャラクター「シナカモン」とコラボレーションした。ふた面にはシナカモンと、シナモンがホッケースティックを持っているデザインがあしらわれている。
品川区道路課課長の多並知広さんは「前回は試験的な試みだったが、思いのほか好評をいただいた。そこから文化観光課やオリンピック・パラリンピック準備課とも連携し、本格稼働し始めた」と話す。
今後は区内5カ所に、それぞれ新しいデザインの「シナモロール」コラボマンホールを設置予定。多並さんは「デザインマンホールが品川区を巡るきっかけになればうれしい」と笑顔を見せる。
第1弾では、下水道事業に興味を持ってもらうために、下水道のPR団体「下水道広報プラットフォーム」が地方自治体と共同で発行しているコレクションカード「マンホールカード」を昨年12月から配布。現時点で5700枚以上を配布している。第2弾のマンホールカードの発行は現在検討中。