コーヒースタンド「NOG COFFEE ROASTERS(ノグコーヒーロースターズ)」(品川区東品川1、TEL 050-6862-7277)が北品川駅近くにオープンして3カ月がたった。
同店は、建築設計事業を手掛けるワークヴィジョンズのワークスペースに併設。商品はワークスペースのほか、入り口に設置したテーブル4席と4人掛けベンチで飲食可。
代表の野口航太さんは、オーストラリアのメルボルンなどで約6年間バリスタとして修業。「普通のコーヒー再定義革命」を掲げ、バリスタや愛好家が楽しむ高品質のコーヒーを、誰もが気軽に飲める世の中を目指すという。
「From Seed to Cup」の理念の下、豆(種子)からカップに注がれるまで、コーヒーの品質を管理する。豆はスペシャルティコーヒー豆から厳選し、武蔵小山にある焙煎(ばいせん)所で自家焙煎。コーヒー豆が持つ個性を引き出すために、バリスタが全てのカップを抽出する。
コーヒーメニューは、浅いりから深いりまで7種類から選べる「ハンドドリップ」(550円)やレシピを調整してマシンの抽出の質を高めた「普通のコーヒー」(350円)、「カフェラテ」(450円)、「カフェモカ」(500円)などを用意。100グラムからコーヒー豆も販売する。
そのほか、「バリスタの美味(おい)しいミルク」や「フルーツジュース」(以上400円)や「チョコラテ」(500円)、「エスプレッソバナナシェイク」(650円)などのドリンクメニューも。
料理は無添加にこだわる。メニューは、やわらかくほぐした鶏肉とマリネキャベツを厚めのパンで挟んだ「パニーニ」(400円~)や自家製ワッフルにあんことバターを合わせた「あんバターワッフルサンド」(450円)、グルテンフリーでビーガン対応の「バナナブレット」(300円)など。客単価は600円。
「地域の変化に寄り添い、人々の日常に溶け込むような店作りを進めていく」と野口さん。「気さくでおしゃべり好きなバリスタが店で待っている。おいしいコーヒーと一緒に、バリスタとの会話も楽しんでもらえたら」とほほ笑む。
営業時間は10時~18時。日曜・祝日定休。