販売とデリバリーを行う飲食店「西大井精肉店」(品川区二葉2、TEL 03-6426-8277)が西大井駅近くにオープンして1カ月がたった。運営は焼き肉店「伊藤課長」(千代田区)などを経営する「ブーモ」(荒川区)。
開店のきっかけについて、同社社長の三浦佑介さんは「焼き肉店で販売したランチが好評だったので、牛肉や豚肉、鶏肉を使った、おいしくてリーズナブルな弁当販売に挑戦したいと思った」と話す。「西大井の住民に愛される地域密着型の店を目指す」ため、店名に地域名を入れたという。店舗面積は約36坪。
テークアウトメニューは、目玉商品の「炭火牛カルビ丼」をはじめ、「ネギ塩牛カルビ丼」(以上600円)、「黒毛和牛デミグラスハンバーグ弁当」(1,080円)、「黒毛和牛特選A5カルビ弁当」(1,980円)、「げんこつ唐揚げ弁当 4個」(650円)、「北海道名物十勝豚ロース弁当」(700円)など。
サイドメニューに「フライドポテト」「ポテトサラダ」(以上250円)なども用意する。みそ汁は無料。コーヒーやソフトドリンク(以上100円)の販売も行う。
デリバリーメニューは、一部メニューの肉を増量した「炭火焼肉丼」「ネギ塩牛カルビ丼」(以上1,180円)など。ターゲット層は20代~40代。想定客単価は650円。
「肉の部位や仕入れルートに詳しい。『精肉店』の名前の通り、皮や筋が付いた肉を仕入れて部位ごとに切り分ける」と三浦さん。「3月下旬には20~30席のイートインスペースを設ける予定。幅広い年齢層から支持される町の定食屋さんを目指したい」と意気込む。
営業時間は10時30分~22時。