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西大井に期間限定焼き芋店「プクプク」 窯を6つに増設、新メニュー開発も

店主の須藤武志さん

店主の須藤武志さん

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 毎年恒例の期間限定焼き芋店「超蜜やきいも pukupuku(プクプク)」(品川区西大井2)が12月1日、西大井駅近くの個人宅軒先にオープンした。

超蜜焼き芋

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 店長の須藤武志さんは西大井出身。2012(平成24)年から毎年12月~翌3月ごろ、実家のガレージスペースに自家製石焼き窯を設置し、期間限定の焼き芋店を開いている。

 メディア露出やイベント出店などによって焼き芋の需要が高まったため、窯を昨年の倍の6つに増やし、さらに多くの焼き芋を供給できるようにしたという。今までは須藤さん1人で店を切り盛りしていたが、今年は友人や地元の人がサポートする。

 メニューは「超蜜焼き芋」(1本500円、密閉パック・冷凍品は520円)のみ。須藤さんは「昨年までは理想の焼き芋を目指して試行錯誤し、ギリギリを攻める焼き方をしていた。今年は店舗だけではなく催事出店なども増えたので、攻めすぎず着実にクオリティーを上げていく焼き方にシフトした」と話す。希望者には、須藤さんが自宅の軒先で捕まえたヘビで作った「アオダイショウ酒」「ヤマカガシ酒」の試飲も行う。本年度は「シマヘビ酒」を新たに仕込んだという。

 現在は新メニューとして、「超蜜焼き芋」の干し芋の開発を進めているという。家電メーカーと共同で、須藤さんが監修する焼き芋用オーブン製作のプロジェクトも進行している。

 須藤さんは「メディア露出の影響で、沖縄から北海道まで、遠方から焼き芋を買いに来てくれる人も出てきた。企業からお声掛けいただくことも増え、世間的な焼き芋ブームを強く感じている。これからもより甘い焼き芋を研究していくつもり」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~20時。火曜~木曜定休。冷凍品は随時販売する。

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