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西大井に期間限定の焼き芋店「プクプク」 窯を3つに増設、新メニュー開発も

「pukupuku(プクプク)」の外観

「pukupuku(プクプク)」の外観

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 毎年恒例の期間限定焼き芋店「pukupuku(プクプク)」(品川区西大井2)が12月1日、西大井駅近くの個人宅軒先にオープンした。

「超蜜焼き芋」

 店長の須藤武志さんは西大井出身。普段は羊飼いとして活動し、山にDIYで家を作って生活している。6年前から毎年12月~翌3月ごろ、実家のガレージスペースに自家製石焼き窯を設置し、期間限定の焼き芋店を開いている。昨年は11月オープンだったが、今年は例年通り12月にオープンした。

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 今回から窯を3つに増設し、より多くの焼き芋を供給できるようにしたという。移動販売やイベントでの使用も視野に入れ、軽自動車トラックを改装した自作のキッチンカーを新たに用意した。

 メニューは「超蜜焼き芋」(1本500円、密閉パック・冷凍品は520円)。須藤さんは「芋を割ると蜜が染み出してくる。詳細は企業秘密だが、サツマイモの焼き方にこだわり、デンプンが糖に変わる温度帯を研究した。芋は貯蔵するほど熟成するので、時期を経るごとに違った風味を味わえる」と話す。希望者には、須藤さんが自宅の軒先で捕まえたヘビで作った「アオダイショウ酒」「マムシ酒」の試飲も。

 さらに新メニューとして、芋を焙煎(ばいせん)した「焼き芋茶」と、料理研究家の田中一嘉さんとコラボレーションした「焼き芋ポタージュ」などの開発を進めているという。

 「テレビやラジオなどに出演してから、わざわざ遠方から来るお客さまが増えてきた。開店前からお問い合わせいただくなど、かなり注目が集まっているのを感じる」と須藤さん。「糖度にこだわってきたが、これからは人間が甘さを感じる数値である甘味度を指標に取り入れつつ、より甘い焼き芋を研究していく。近くを訪れたときはぜひ立ち寄ってほしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~20時。火曜~木曜定休。冷凍品は随時販売する。