スーパーマーケット「ライフ武蔵小山店」(品川区小山2、TEL 03-5749-2251)が4月18日、武蔵小山駅近くにリニューアルオープンした。経営はライフコーポレーション(台東区)。
同店は1998(平成10)年にオープン。建物は地上8階、地下1階建てで、売り場は地上1~2階部分。売り場面積は約617坪。
同社広報部の土屋裕美さんは、リニューアルの経緯について「大型マンション建設など武蔵小山駅周辺の再開発が進み、世帯数の大幅な増加が見込まれている。生活スタイルの変化など、お客さまのニーズに応えるため」とその理由を話す。
1階は生鮮食品や総菜を販売し、2階は生活雑貨や日用品を取り扱う。総菜コーナーと水産コーナーは作業場が見渡せるようガラス張りにし、開放感あふれる作りにこだわったという。
1階の食品フロアは中食・内食の需要の高まりに対応するため、チルドサンドイッチコーナーを新設するなど、総菜部門を拡大した。弁当には店内炊飯のご飯を使う。水産部門はにぎりずしや海鮮丼をそろえる「うを鮨(すし)」コーナーを新たに導入。畜産部門は生食専用の商品を加工する作業場を新設し、家飲み需要を見込んでローストビーフなどのオートブルコーナーを設けた。そのほか、農産コーナーや冷凍食品・氷菓コーナー、酒販コーナーを拡大し、商品ラインアップを増やしたという。
2階の日用品フロアにはドラッグコーナーとベビー用品コーナーを新設。衣料品コーナーには「tutu anna(チュチュアンナ)」の靴下を新たに導入した。
「生活に必要な商品が一通り買い物できる環境を整えた。オープン当日にいらっしゃったお客さまからは『新しいお店のようにきれい』『品ぞろえが増えてうれしい』といった声をいただいている」と土屋さん。「お客さまに安全・安心にお買い物いただけるよう、従業員一同笑顔を大切に頑張っていく」とも。
営業時間は9時30分~24時(2階フロアは22時まで)。新型コロナウイルス感染症の影響により、当面は10時~22時で営業する。
ライフ全店舗では新型コロナウイルス感染症への対応として、消毒液やレジの間仕切りを設置する。会計時は、間隔を空けて並ぶよう床に印を付け、ポスターや店内放送でも呼び掛ける。さらに、店内の混雑を緩和する目的で、開店から1時間程度を高齢者や妊婦、体の不自由な人とその介助者の優先時間帯にしている。