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個人運営サイト「TakeOut大井町」開設 飲食店とユーザーの懸け橋に

掲載店「立呑み8」が販売する「9種類の1.5人前オードブル盛り」(税別1,600円)

掲載店「立呑み8」が販売する「9種類の1.5人前オードブル盛り」(税別1,600円)

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 大井町駅周辺のテークアウト対応店をまとめたウェブサイト「TakeOut大井町」が4月27日、公開された。運営はウェブサイト制作を手掛けるHarmony & Springの山本和泉さん。

 山本さんは大井町駅周辺に住んで約5年半。現在はアナログミュージックバー「attic」(品川区東大井5)の広報も担当している。

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 サイト設立について、山本さんは「新型コロナウイルス感染症対策で店内営業を見合わせる店が増え、テークアウトに対応する飲食店の情報がSNSで散見された。近隣店の情報をまとめて知りたいというニーズを感じた」と話す。「仕事柄、個人店と関わる機会が多く、魅力的な店を知ってもらうきっかけをつくりたかった」とも。

 同サイトは、フォルトゥナ(大阪府)の坂本邦夫さんが制作・公開した「TakeOut東大阪」のテンプレートを利用する。坂本さんが「飲食店を支援したい方はフリー使用可能」とSNSで呼び掛けたことから、利用を決めたという。「仕組みが出来上がっていたので制作から1日で公開できた。自分でデザインすると時間がかかるが、即効性を重視した」と山本さん。こうした取り組みは山本さんの知り合いの間でも広がり、都内では「TakeOut足立」などが公開されている。

 「TakeOut大井町」の掲載は無料で、登録は飲食店の関係者からのみ受け付ける。申込時は、登録フォームに料理の写真や店舗情報、テークアウトのメニューなどを入力する。山本さんが登録情報を確認してから掲載する仕組み。

 掲載地域は大井町エリアのほか、大井町から自転車で移動できる下神明・荏原・戸越・青物横丁・大崎・五反田エリアまで。公開当初の掲載店は山本さんが事前に相談した2店のみだったが、23日時点では16店に増えた。

 同サイトのアクセス数は公開から10日間で約1万PV。現在は1日400~500PV程度だという。「20年以上ウェブ制作に携わり、ネットの口コミ情報には不確かなものもあると身に染みていたので、登録は店からの公式情報のみに限定した」と山本さん。「サイト利用者からは分かりやすいと好評。ツイッターやインスタグラムのフォロワーが日々増え、関心の高さを感じる」とも。

 緊急事態宣言解除後も運営を継続する予定。「テークアウトが浸透し、さまざまな理由で外食ができないユーザーが浮かび上がってきたと思う。飲食店にとっても、外食やイートイン以外のチャネルが増えたのでは」と山本さん。「大井町はSNSなどで飲食店の話題が頻繁に飛び交い、情報感度の高い人が集まっている印象がある。店側がこうした雰囲気をつかみ、ネットでの情報拡散に意欲的に取り組めるよう、飲食店とユーザーの懸け橋として大井町の盛り上げに少しでも関わる存在でありたい」とほほ笑む。

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