スパイス料理のケータリングや商品企画を手掛ける「三吉(サンキチ)スパイス」が、同社のセントラルキッチン(品川区西中延2、TEL 03-3785-5130)で弁当の販売を開始して1カ月がたった。
スパイス食品の企画・製造、農作物の生産を手掛ける同ブランドは、荏原中延・昭和通り商店街でケータリング用のセントラルキッチンを運営している。今回の弁当販売はテークアウトのみで、注文は電話予約でも受け付ける。店舗面積は11坪。
販売経緯について、オーナーは「スパイスを使った健康な料理を直接提供することで、目の前のお客さまを笑顔にしたいと思った。おいしいものを食べて笑うと楽しい気持ちになる。それを多くの人に感じてほしい」と話す。
スパイスを使ったカレーと日替わりメニューを販売する。レギュラーメニューの「三吉欧風カレー」(1,000円)は、精肉店「京都中勢以(なかせい)」(京都府)の熟成肉を使い、野菜は厳選した農家から直接仕入れているという。「口に入れると牛肉のうま味、次に野菜の甘み、最後にスパイス感を味わえるカレー」とオーナー。
そのほか、「三吉麻婆茄子ライス」「ペンネ三吉ボロネーゼ」「スパイシーチキンプレート」「三吉タコライス」(以上900円~)などを用意する。カレーのルーやボロネーゼのソースは通販サイトでも販売する。
開店後は、子どもから高齢者まで幅広い客層が来店するという。今後についてオーナーは「店を軌道に乗せた後、キッチンカーでの販売も考えている。他県への出店も検討したい」と意気込む。
営業時間は11時~20時(土曜は15時まで)。日曜定休。