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なかのぶスキップロードに「隣町珈琲」移転 ライブバー「ボナペティ」跡に

「隣町珈琲」内観

「隣町珈琲」内観

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 喫茶店「隣町珈琲(カフェ)」(品川区中延3、TEL 03-6451-3943)が11月6日、荏原中延駅近くの「なかのぶスキップロード」内に移転、プレオープンした。

「隣町珈琲」入り口

 文筆家の平川克美さんが店主を務める同店。2014(平成26)年、中延2丁目で営業を始め、2020年6月に入居していた建物の取り壊しが決まったため、急きょ移転したという。9月25日に一時閉店していた。

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 店長の栗田佳幸さんは「手狭な店だったので、いつか広い店に移りたいという話は以前からあったが、このタイミングは予想外だった。近隣のお客さまとのつながりや地域文芸誌『mal"』の発行もあり、池上線の沿線からは離れたくなかった」と話す。

 移転先は、今年5月にコロナ禍の影響で閉店した地下1階のライブバー「ボナペティ」跡。改装の設計は建築家の光嶋裕介さんが担当した。床や壁面の鏡、グランドピアノなどは「ボナペティ」の物を生かし、移転作業は常連客など有志ボランティアも手伝ったという。

 移転前より席数を増やし、新しい本棚を8つ追加した。店の蔵書棚のほか、入り口近くに新刊書コーナーを設置。壁面はギャラリーとしても活用する。店舗面積は約50坪、席数は50席。

 同店によると、移転に際し引っ越しや運営費用のため支援を募ったところ、11月12日時点で約300人から寄付が集まったという。

 モーニングセットでは「のりトースト」(650円)を、ランチセットでは「野菜たっぷりタイカレーライス」(1,100円)、「昔ながらの喫茶店のナポリタン」(1,000円)、エビピラフ(900円)などを提供する。セットメニューはサラダとドリンク付き。「厚切りたっぷりシナモントースト」、「あずきのバタートースト」(以上550円)、日替わりの「本日のおやつ」なども。

 ドリンクメニューは「今週のコーヒー」や「隣町ブレンド」(以上455円)、クリームソーダ(637円)、はちみつ入りのレモネード、ビール(以上591円)、ハイボール、アップルワインソーダ(以上500円)などをそろえる(以上、税別)。

 冬のメニューとして「ホットりんごジュース」(600円、しょうが入り=650円)、「栗のおしるこ」(650円)なども用意する。

 「ギャラリーや書店コーナーのみの利用も歓迎している。アーケード内に移転したからか、以前は見掛けなかったお客さんが増えてうれしい」と栗田さん。「広さを生かし、間隔をゆったり取って営業している。今後も『街の大学』として、学びをメインに本や音楽、お笑いのイベントを行っていきたい。まずは少人数の企画から開催したい」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~18時。月曜定休。グランドオープンは来年1月を予定する。新型コロナウイルス感染症対策として、店内の換気やスタッフのマスク着用、イスやテーブルの消毒、消毒液の設置などを行う。

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