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西五反田に武蔵野うどん「和」 極太手打ち麺をつけ汁スタイルで

店長の北嶋和さん

店長の北嶋和さん

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 武蔵野うどんを提供する「うどん屋 和(KANAU)」(品川区西五反田8、TEL 03-6417-4336)が西五反田エリアにオープンして2カ月がたった。経営は飲食事業をはじめ、運送や不動産、フィットネス事業を展開するpump up(同)。

「うどん屋 和(KANAU)」1階内観

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 場所は山の手通り沿いで、姉妹店「STEAK HOUSE BRASE(ステーキハウス ベラス)」隣。「日乃屋カレー 西五反田店」跡を改装して利用する。店舗面積は約8坪。2階建てで、1階=カウンター8席、2階=掘りごたつ18席(現在は17時から使用可)。

 同エリアでの出店理由について、店長の北嶋和(かなう)さんは「五反田周辺で場所を探していたタイミングで、『ベラス』隣の物件が空いた。姉妹店同士、連携していきたい」と話す。店名の由来については、「自社4つの事業が今年、それぞれ軌道に乗り始めた。新店の店名は、各事業が『和(わ)』を成し、成長していくことを願ったもの。私の名前が『和(かなう)』だったことも理由の1つ」と笑う。

 コンセプトは「噛(か)めば噛むほど美味(うま)いうどん」。武蔵野うどんは、表面がつるつるとした一般的なうどんと比べて、麺が太く表面がごつごつし、コシが強く歯応えがあるのが特徴だという。北嶋さんが「武蔵野手打ちうどん保存普及会」で基礎を学び、スタッフと共に研究を重ねてオリジナルの麺を完成させた。麺は店内で手打ちする。

 フードメニューは、つけ麺スタイルの「肉汁うどん」(300グラム=700円、400グラム=750円)、「つけ汁うどん」などを提供する。麺は冷たい「冷盛」と、温かい「熱盛」を選べる。「かけうどん」(同=600円、同=650円)、薄切りの豚肉を乗せる「豚かけうどん」(同グラム=750円、同=800円)もある。

 トッピングは、ネギ、ショウガ(以上100円)、「辛ダネ」(50円)、「豚増し」(150円)、「麺増し100グラム」(100円)をそろえる。サイドメニューに「豚皿」(600円)、「梅水晶」(400円)、枝豆(300円)も。

 ドリンクメニューは「瓶ビール(大)」(650円)、レモンサワー、ウーロンハイ、ハイボール(以上450円)、コーラ、オレンジジュース、ウーロン茶(以上250円)などを用意する。アルコールの提供は17時から。想定客単価は650円~700円。

 「新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言下でのオープンだったので、お客さんが来てくれるか不安だったものの、多くの人に来店してもらっている。五反田には有名なうどん店が多いが、おいしい武蔵野うどんを楽しめるのが当店の特徴」と北嶋さん。「店としてはまだまだ未熟な状態。今後は天ぷらなどを追加し、メニューを充実させたい。テークアウトやデリバリーにも対応できれば」と意気込む。

 営業時間は11時~22時。4月21日までは営業時間を短縮し21時まで。新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、アクリルパーティションの設置やアルコール消毒を実施するほか、定期的に換気し、スタッフはマスクを着用する。

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