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戸越銀座商店街にたこ焼き「大阪じゅげむ」 ふわトロ食感アピール、おつまみセットも

「名代秘伝の味 大阪じゅげむ」外観

「名代秘伝の味 大阪じゅげむ」外観

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 「名代秘伝の味大阪じゅげむ 戸越銀座店」(品川区戸越1、TEL 03-6426-8369)が戸越銀座商店街にオープンして2カ月がたった。運営は寿限無(大阪府)。

店長の村山祐一さん

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 大阪南部でたこ焼き店「名代秘伝の味 たこ一」を6店展開する同社が関東進出を目指し、タコを専門に扱う「寿水産」と共に立ち上げた新ブランド。店名の由来は、「寿水産」の「寿」から始まる縁起の良い言葉「寿限無(じゅげむ)」から。

 戸越銀座店は、中野本店、高円寺店に続く同ブランド3店舗目。居酒屋「日本酒chintara(ちんたら) 燻(いぶし)ト肉」跡を改装して利用する。店舗面積は約6坪。席数は店内10席、テラス2席。

 店長の村山祐一さんは、出店の経緯について「戸越銀座商店街は地元の人が集まる場所であり、食べ歩きにも特化した街。ここなら多くの人に食べてもらえるだろうと考えた」と話す。

 主力メニューの「たこ焼き」(6個=400円、10個=650円、15個=900円)は、「たこ一」監修のだし入り生地に、モロッコ産とモーリタニア産のタコを使う。「外側はふわふわ、中はトロトロで、本場大阪の味。タコは高品質なものを仕入れている」と村山さん。トッピングとして、ソース・しょうゆ・塩こしょうから1つ、マヨネーズ・辛子マヨネーズ・一味から1つを選べる。

 追加のトッピングには、ネギとゆずこしょう(以上50円)を用意する。そのほか、たこ焼きをえびせんで挟んだ「たこせん」(250円)も。

 おつまみメニューは「鮮度と味に自信があり、タコだけでも食べてほしい」という思いからイートイン限定で提供する。「たこぶつ」や薄切りの「たこ刺し」(以上400円)、枝豆(200円)など。生ビールのグラスとおつまみ付きの「ちょい呑みセット」は、Aセット「たこ焼き(6個)」、Bセット「たこ焼き(3個)とたこ刺し」、Cセット「たこ焼き(3個)と枝豆」(以上500円)をそろえる。

 ドリンクメニューは「キリン一番搾り」(グラス=200円、中ジョッキ=380円)や「角ハイボール」(380円)、レモンサワー、グレープフルーツサワー(以上280円)、コーラ、オレンジジュース、ウーロン茶(以上200円)などを用意する。想定客単価は700円。

 村山さんは「外側がカリッとしたタイプのたこ焼きに慣れている人にとって、ふわトロのたこ焼きはなじみが薄いかも。それでもこの大阪の味を多くの人に知ってもらい、地域の人に愛される店づくりをしていきたい」と話す。「4月下旬には上野店をオープン予定。この勢いで、東京以外にも進出していければ」と意気込む。

 営業時間は11時~22時(緊急事態宣言中は20時まで)。テークアウトは22時まで。新型コロナウイルス感染症の対策として、入り口に消毒液、客席にしぶき防止のアクリル板を設置し、店内を換気・消毒する。スタッフはマスク着用を徹底するほか、来店客には入店時の体温チェックをお願いする。

 東京都における緊急事態措置等に伴い、5月11日まで酒類の提供を行わない。

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