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大井町のカプセルホテル「シズク」が浴場・サウナを先行営業 ラウンジはコワーク利用も

サウナ(写真提供=大王興業)

サウナ(写真提供=大王興業)

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 カプセルホテル「Smart Stay SHIZUKU(スマートステイ シズク) 品川大井町」(品川区東大井5、TEL 03-6810-4980)が今夏の開館を控え、大浴場とサウナ、ラウンジを先行オープンした。経営は大王興業(墨田区)。

大浴場(写真提供=大王興業)

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 「Smart Stay SHIZUKU 上野駅前」に続く都内2店舗目で、場所は大井町東口、東小路隣接地。地上6階建てで、1階=エントランス、2階=フロント・ラウンジ、3階=男女大浴場、4・5階=男性客室132部屋、6階=女性客室66部屋。全館フリーWi-Fi利用可。

 開店のきっかけと一部施設の先行オープンについて、担当者の竹本渉さんは「大井町は品川駅に近いため、ビジネスや観光客、東京ビッグサイトでのイベント参加者の利用など、あらゆる層の集客を期待している」と話す。

 大浴場には浴槽、水風呂、ドライサウナを設ける。ドライサウナは、定期的に湿度が上昇する「オートロウリュ」を採用。歯ブラシ、タオル、シャンプー、コンディショナー、化粧水などのアメニティーを用意するほか、無料でドライヤーやストレートアイロン、コテアイロンを貸し出す。

 ラウンジフロアは、コミュニケーションエリアとリラクセーションエリアの2区分。コミュニケーションエリアは食事やビジネス、学習利用を想定し、テーブル席、ソファ席、電源を備えたコワーク席の計27席を用意する。リラクセーションエリアは、リクライニングチェア28席、マッサージチェア1席。70インチ大型テレビや漫画約4000冊、雑誌をそろえる。

 食事メニューは、エビピラフ、チャーハン、ドライカレー(以上490円)、唐揚げ(390円)、枝豆、ポテト(以上290円)など。アルコールメニューは、ビール(490円)、ハイボール(290円)。ソフトドリンクメニューは、オロナミンCとポカリスエットをブレンドした「オロポ」(400円)。

 新型コロナウイルス感染症の対策として、利用客には浴場以外でのマスク着用をお願いする。手指用の消毒液や飛まつ防止パネルを設置し、一部設備の規模縮小や座席の間引き、館内の換気、消毒を行う。

 「施設運営で最も力を入れている清潔感はもちろん、アメニティーや内装、接客や料金設定も好評を頂いている。広々とした大浴場で、足を伸ばしてゆっくりしてもらえれば」と竹本さん。今後については、「飲食メニューを増やしたり宿泊フロアを稼働したりと、全館オープンに向けて準備を進めていく」と意気込む。

 当面の営業時間は、10時~23時(最終入館は22時)、ラウンジの提供メニューは、16時~22時(ドリンクは10時から)。通常は24時間営業。現在の浴場・サウナとラウンジの利用料金は、1時間=700円、3時間=1,500円、6時間=2,500円。

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