食べる

下関郷土料理店「白金高輪ぶち」が泉岳寺に移転 「瓦そば」の通販やテークアウトも

「白金高輪ぶち」外観写真(写真提供=白金高輪ぶち)

「白金高輪ぶち」外観写真(写真提供=白金高輪ぶち)

  • 183

  •  

 「白金高輪ぶち」(港区高輪2、TEL 080-9687-1415)が泉岳寺駅近くにオープンして、2カ月がたつ。白金高輪駅近くからの移転。

[広告]

 「駅近の隠れ家」をコンセプトに、内装は倉庫や工場をリノベーションした雰囲気のブルックリンスタイルを意識し、1人でも入りやすいようカウンター席をメインにしたという。スタッフが最小の動きで料理を提供できるよう3カ所から出入りできるカウンターを設け、来店客の人数に合わせて調整できる可動式のテーブルを置く。店舗面積は10坪。席数は、カウンター10席、テーブル2席。

 移転理由について、オーナーの江田良一さんは「ビルの老朽化による立て壊しのため。移転先は以前の店の立地から離れず、駅近でアクセスが良い場所を選んだ。近年開発が進むエリアだったのも決め手」と話す。

 江田さんの故郷である山口県下関市の料理を中心に提供する。フードメニューは、「下関とらふぐ刺し」(1,280円)、「とらふぐ皮」(580円)、「クリームチーズの下関雲丹醤油漬け」(580円)、「粒うに」(380円)、「とらふぐの塩辛」(780円)、「ハモカツ」(980円)、「ぶちこだわりの瓦そば」(1,200円)など。「しそわかめおにぎり2ケ」(580円)、「あぶりラムのユッケ卵黄添え」(980円)、「ラムの肩ロースステーキ200g」(1,280円)、「イベリコ豚ジャーキー」(500円)、「いぶりがっこチーズ」(400円)、「ラムユッケめし」(680円)、「金時豆のマスカルポーネパテときな粉アイス添え」(680円)なども。

 ドリンクメニューは、下関酒造の日本酒をメインにそろえる。「獅道」(1,500円)、「蔵人の自慢酒」(1,200円)、「馬関ホワイトラベル」(980円)、「海響」「馬関辛口」(以上880円)、「関娘復刻版」(780円)など。「生ビール」(650円)、ワイン(赤・白・スパークリング、グラス=650円、ボトル=3,800円~)、「丸ごと無添加レモンサワー」(530円)、「ノンアルコールビール」(680円)、「そば茶」(580円)、「無添加レモンスカッシュ」(580円)などもある。

 一部メニューは、テークアウトや通販で購入可。「おうちde瓦そば1人前セット」(1,200円)、「自家製麺1人前追加」(500円)などを用意する。

 「山口県出身の方が店に集まることは頻繁にあるが、1人で来店するお客さまも多い。再オープンを心待ちにしていたという声も頂いた」と江田さん。「全国展開はもちろん、海外にも目を向けている。瓦そばなどの郷土料理をきっかけに下関のことを知ってもらい、宗教上のタブーがないとされるラム肉料理なども広めていきたい」と意気込む。

 当面の営業時間は17時~20時(土曜・日曜は15時~)。月曜定休。緊急事態宣言中はアルコールの提供は取り留める。新型コロナウイルス感染症対策として、消毒液を設置して店内を換気・消毒するほか、客席にしぶき防止のアクリル板を設置する。スタッフは検温し、マスクを着用する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース