
とんかつ専門店「ツキウマ」(港区芝5、TEL 03-5419-8899)が田町駅近くにオープンして1カ月がたった。経営は、「魚金」など海鮮系居酒屋を展開する魚金(港区)。
同社の新業態1号店で、「魚金田町店」跡を利用する。店舗面積は約13坪。席数は25席。全席禁煙。
店名の「ツキウマ」は、とんかつの「脂」の部首「月」と「旨」から取った造語。新店舗の企画などを担う営業企画部の辻ルイさんは「店名の由来は、軽くて食べやすいよう仕上げるとんかつの『脂』のおいしさから。海鮮とお酒が売りの魚金とは異なり、食事だけでも楽しむことができる業態を考えた」と話す。
とんかつの肉は、千葉県産のブランド豚「林SPFポーク」。肉に合う揚げ方やパン粉を選んだという。
フードメニューの定食は、「特上リブロースカツ」(2,300円)、「上ヒレカツ」(2,200円)、「特上ロースカツ」(2,000円)、「上ロースカツ」(1,600円)、「上肩ロースカツ」(1,400円)、「ロースカツ」を提供する。アパグループ(港区)の「アパ社長カレー」とコラボした「APAカツカレー」(以上1,200円)や「ご飯大盛り」(50円)なども。テークアウト可。
ドリンクメニューは、「小瓶ビール(ザ・プレミアムモルツ)」(600円)、「ジムビームハイボール」(500円)、「レモンサワー」(550円)、「黒ウーロン茶」(450円)などをそろえる。想定客単価は約2,500円。
「とんかつは重いと思われがちだが、すっきりと食べられるよう工夫した。普段あまりとんかつを食べない人にも試してもらいたい」と辻さん。「ソースをかけてもおいしいが、ぜひ塩で食べてみて」とも。
営業時間は11時~20時。日曜・祝日定休。新型コロナウイルス感染症の対策として、入店時の消毒、パーティション設置のほか、会計時の受け渡しはキャッシュトレーを使う。