カフェ「Chilling Coffee&Bake(チリング コーヒーアンドベイク)」(品川区旗の台5)が旗の台駅近くにオープンして1カ月がたった。
海外のビンテージカフェをイメージしたという「Chilling Coffee&Bake」のカウンター
店長の軽部涼さんは、ベーカリー勤務の経験を生かして、バリスタの弟・楓さんと共に独立を決意。店の候補地を探していたところ、旗の台エリアの穏やかでのんびりとした雰囲気に好感を持ち出店を決めたという。
「温かみがあり、落ち着いた雰囲気の店にしたい」と軽部さん。内装は海外のビンテージカフェをイメージし、ドアやランプはビンテージの輸入品を使う。店舗面積は9坪。席数は5席。
メニューは、ブレンドコーヒーをはじめ、手作りのケーキや焼き菓子をそろえる。看板メニューの「キャロットケーキ」(500円)は、「かわいらしく写真映えするのが特徴。キャロットケーキを求めて来店される方もいる」と軽部さん。
焼き菓子は「ピーナッツバタークッキー」「チョコチップクッキー」(以上250円)、「エッグタルト」(300円)、「バナナブレッド」(350円)、「ベリーとクランブル」(400円)、「モカクリームチーズ」「瀬戸内レモンとマスカルポネ」(以上450円)、「NYチーズケーキ」(500円)、「アップルクランブルパイ」(550円)、店内限定メニューの「自家製カスタードプリン」(550円)を用意する。
コーヒーは、「エスプレッソ」(200円)、「マキアート」(300円)、「アメリカーノ」(400円)、「カフェ・ラテ」(450円)、「カフェ・モカ」(500円)、「ドリップコーヒー」「水出しアイスコーヒー」(以上400円)、「ハンドドリップコーヒー」(600円)などをそろえる。100円追加で牛乳から豆乳への変更にも対応する。
現在の客層は20~40代の女性が中心という。「今後は、まとめ買いや土産利用などを目的とした男性客にもアピールしていきたい」と軽部さん。
「バリスタがブレンドした本格的なコーヒーを味わいたい方に喜んでもらっている。コロナ禍で在宅勤務が増えていることもあり、テークアウト中心のカフェ需要は今後も高くなっていくのでは。インターネット通販にも力を注ぎたい。焼き菓子は保存が利くので、全国のお客さまにこの味を届けられたら」と意気込む。
営業時間は10時~18時。月曜、火曜定休。新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、店内をアルコール消毒し、並ぶ際はソーシャルディスタンスを呼び掛ける。スタッフはマスクを着用する。