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大井町の生活雑貨店「ハナトツキ」がリニューアル 国内外から自然素材の製品そろえる

店長の新井南さん

店長の新井南さん

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 区立南品川児童センター近くの雑貨店「ハナトツキ interior zakka&flower」(品川区南品川4、TEL 03-6822-6926)がリニューアルオープンして1カ月がたった。運営はガジェットや家電のレビューサイトなどを手掛けるmakuri(同)。

「ハナトツキ interior zakka&flower」の店内

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 同店は2020年12月にECサイトを開設し、今年2月に実店舗をオープン。国内や欧州の自然素材を扱うブランドを中心に、衣類や食器などの日用品やキャンドル、インテリアフラワーなどの雑貨をそろえる。店舗面積は3坪。

 リニューアルの経緯について、店長の新井南さんは「限られた空間で、なるべく商品の陳列スペースを広げたかった。以前は店外から商品が見えるように有孔ボードで店内を区切っていたが、来店客がすれ違うことができないほど通路が狭く、長く滞在できなかった。有孔ボードの壁を分解して向きを変え、余裕ができたスペースにキッチン用品などを増やした」と話す。

 南さんは、生活用品や美容商品、洋菓子などのバイヤーを10年以上経験。南さんの夫が設立した会社に合流し、同店のECサイトを立ち上げた。「今後はECでの販売が主流になると考えた。通販サイトの運営の仕方は独学で学んだ」と話す。

 リニューアル後は、ガラス製品の展開を強化した。インドの理化学用ガラスメーカー「BOROSIL(ボロシル)」製で、電子レンジや直火でも利用できる「BOROSIL VISION GLASS AMBER S」(1,210円)、「AMBER M」(1,430円)などをそろえる。

 人気商品は、岐阜県のレザーブランド「Damasquina(ダマスキーナ)」がコロナ禍で開発した綿素材の「和紙糸無縫製マスク」(1,760円)。繊維に美濃和紙を使い、縫い目を作らずに筒状に編んでいる。吸湿性と放湿性が高く、洗濯しても型崩れしづらい特長に引かれて、複数枚を購入する人が多いという。

 併せて、和文具メーカーである表現社(京都府)の「ブロックメモ」(495円)や、リトアニア産のリネンを使った「Lino e Lina(リーノ・エ・リーナ)」のエプロン(6,380円~)、ブロック型のクスノキに別売りのオイルを垂らして使う「RESTFOLK(レストフォーク)」の防虫グッズ「カンフルツリーブロック 10個入」(1,320円)、アメリカのキャンドルブランド「WoodWick(ウッドウィック)」の「プチキャンドル」(715円)も取り扱う。

 同店オリジナル商品では、インテリアフラワー「kukat/kuu」(クカット・クー)を展開する。商品は、アーティシャルフラワーを組み合わせる「ラナンキュラス ミニローズのナチュラルリース」(4,290円)、「ボックスフラワーアレンジ」(2,200円)など。受注製作にも応じる。

 今後について、南さんは「期間限定の展示イベントや受注生産会を開きたい。季節のリースをつくるフラワーアレンジメントの単発レッスンも企画できたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は木曜・金曜・土曜=13時~19時。オンラインショップの対応は平日のみ。新型コロナウイルス感染症の対策として、入り口での手指消毒の実施、店員はマスク着用し、店内を定期的に換気する。

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