デル(川崎市)は9月1日、三田に東日本支社(港区三田3)を新設し、施設内にソリューション・イノベーション・センターを開設した。
同施設は、東京での営業活動拠点となる「オフィススペース」、新設する「ソリューション・イノベーション・センター」、法人向けクライアント製品の「展示スペース」の3つの施設で構成される。オフィススペースは60席のフリーアドレス制で、利用する人員数は約160人。住友不動産三田ツインビル西館9階の4分の1程度のスペースで、広さは290坪。
ソリューション・イノベーション・センターでは、これまで都内に分散していた検証用ラボを集約し、設備を拡張。サーバーやストレージ機器約200台を設置し、利用者向けのデモンストレーションを行える環境を用意した。
また、同センターではデルのハードウエアとパートナー各社のソフトウエアを組み合わせ、仮想化、メッセージング、データベース、システム管理などのデモンストレーションを行う予定。ほかに、セミナーやイベントを開催するほか、さまざまなハードウエア、ソフトウエア、サービスの検証を行う。
デル広報の添田さんは「品川や田町といったアクセス利便が近い場所に拠点を構え、以前に増してお客さまの要望に迅速に対応できるようになった」と話す。