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「高輪ゲートウェイフェスト2021」開催迫る 街歩き企画、醸造ビールのお披露目も

品川くらしづくりユニットのメンバー(写真提供=JR東日本)

品川くらしづくりユニットのメンバー(写真提供=JR東日本)

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 「Takanawa Gateway Fest(高輪ゲートウェイフェスト) 2021」が11月3日~7日、JR山手線の「高輪ゲートウェイ駅」(港区高輪2)と同駅近くの「TokyoYard Building(トーキョーヤード ビルディング)」で開かれる。主催はJR東日本(渋谷区)。

案内用ロボット「temi」(左)と荷物搬送ロボット「THOUZER」(写真提供=JR東日本)

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 品川開発プロジェクト(第I期)の取り組みの一環で、「地域とつながり、地域を楽しむ」をテーマに、同駅周辺の地域コミュニティー活性化と地域の魅力再発見をテーマにする。2020年夏に駅前工事エリアで初開催し、今回が2回目。

 開催の経緯について、同社事業創造本部新事業創造部門品川くらしづくりユニットマネジャーの天内義也さんは「高輪エリアの方とのつながりを大切に、100年先を見据えた新しい街づくりをしている。2020年3月の高輪ゲートウェイ駅開業時から、取り組みを知ってもらうイベントを大々的にしたかったが、コロナ禍で思うようにはいかなかった。今回のイベントを通して、さまざまな人に街づくりの様子に触れてもらいたい」と話す。

 イベント期間中は、駅前の仮囲いに「高輪ゲートウェイ駅周辺のまちなみ」のイラストを掲出する。駅改札内では、廃棄予定のドラゴン柳の枝材を使い、周辺の保育園や幼稚園の子どもたちが描いたカードで飾り付けをした「サステナブルツリー」を展示。さらに、駅改札内とイベントスペースには、昨年のイベントでデコレーションした「Station Piano(ステーションピアノ)」を設置する。演奏可能時間は10時~18時。

 駅改札外デッキでは、6日・7日に「高輪ゲートウェイ駅マルシェ」を開催する。販売商品は、高級食パン店「帝塚山 ぱん士郎」とコラボした数量限定「高輪ゲートウェイ駅舎の焼印入り 本食パン」(896円)と、宮城県の「仙台農業園芸センター」と「JRフルーツパーク仙台あらはま」で栽培された限定50セットの「完熟リンゴ3個詰め合わせ」(2,325円)。いずれもJRE MALL(ジェーアールイー モール)の「ネットでエキナカ」で事前予約を受け付ける。食パンは当日販売も。

 駅構内の非公開エリア「Partner Base Takanawa Gateway Station(パートナーベース 高輪ゲートウェイステーション)」では、3日・6日に見学ツアーを実施する。未来の高輪エリアが模型や映像を通じて見られるほか、案内用ロボット「temi(テミ)」や荷物搬送ロボット「THOUZER(サウザー)」などを体験できる。事前予約制で、各回定員10人。参加無料。申し込みはイベントプラットフォーム「Peatix(ピーティックス)」で受け付ける。

 TokyoYard Buildingでは、6日に「Takanawa Hop Fest(高輪ホップフェスト)」を開催する。同駅周辺エリアでホップを育てるコミュニティーの活動紹介や、醸造したビール「TAKANAWA HOP WAY」のお披露目会を実施。瓶のラベルは明治学院大学の学生がデザインし、駅利用者による投票で決定したという。ビールは会場で数量限定販売も。事前予約制で、参加費は1人1,000円。申し込みはTokyoYard PROJECTのフェイスブックページで受け付ける。

 5日には、デジタル観光ツアーアプリ「SpotTour(スポット ツアー)」を使ったまち歩きコースを配信する。白金地域深訪ルートと高輪歴史深訪ルートの2コースを用意。港区観光ボランティアの会監修の下、地元住民が薦める「ガイドブックには載っていない穴場スポット」などを約1時間で巡る。

 天内さんは「今後は同イベントを毎年2、3回のペースで開催する予定。地域住民の皆さまはもちろん、それ以外の方にも駅周辺を楽しんでもらうきっかけがつくれたら」と話す。

 開催時間は11時~18時。新型コロナウイルス感染症の状況により、一部内容の変更・中止を検討するという。感染対策として、来場者のマスク着用を呼び掛けるほか、手指の消毒をお願いする。

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