「Bar CALANDO(カランド)」(品川区西五反田、TEL 03-6431-8280)が11月1日、開業直後からの短縮営業期間を終え、通常営業に切り替えた。経営はラウルス(渋谷区)。
同店は7月1日、五反田駅近くのリビオ五反田プラグマ.Gタワー地下1階にオープンしたが、新型コロナウイルス感染症の流行による緊急事態宣言やまん延防止策のため、酒類の提供停止と短縮営業を余儀なくされていた。
隣接する居酒屋「わったりぼうず」が客席として使っていた空間の一部を改装して利用する。店舗面積は約8坪。席数はカウンター6席、スタンディング4席、テーブル2席。店内は全席喫煙可能で、葉巻(3,000円~)も提供する。
店長の廣田智文さんは「地下のひっそりと落ち着いた雰囲気が、『都会の中に和めるBar』という店のコンセプトにマッチしたため、この物件でのオープンを決めた。ゆったりと会話を楽しめる店になれば」と話す。
ドリンクメニューは、ウイスキー「碧Ao」や「ブラックニッカスペシャル」を使った「カランド ハイボール」(以上1,000円)、季節のフルーツを使う「フレッシュフルーツカクテル」(1,000円~)などを提供する。そのほか、「王道だけでなく変わり種のリキュール」に香水のような香りの「パルフェタムール」を使ったカクテル「バイオレットフィズ」(1,000円)なども。
フードの看板メニューである薫製は、理想の味わいを目指して何度も試行錯誤したビーフ、ポーク、チキンのジャーキー(各500円)をそろえる。「薫製プロセスチーズ」「ベジョータサラミ」(以上500円)なども。客単価は3,000円~3,500円。
廣田さんは「まずは店名を覚えてもらえるよう、魅力的なメニューの開発を頑張りたい。仕事帰りに一杯といった短い時間での利用も歓迎しているので、気軽に立ち寄ってもらえたら」と笑顔を見せる。
営業時間は19時~翌4時。新型コロナウイルス感染症対策として、消毒液を用意し、席にアクリル板を設置する。