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西五反田に担々麺「KOBE ENISHI」 都内初出店、タレにはスパイス20種類

「KOBE ENISHI 五反田店」外観

「KOBE ENISHI 五反田店」外観

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 担々麺(たんたんめん)専門店「KOBE ENISHI 五反田店」(品川区西五反田1、TEL 03-6417-9919)が西五反田エリアにオープンして1カ月がたった。経営は飲食店の運営などを手がけるぷらコミ(墨田区)。

「担々麺」

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 同店は、担々麺専門店「ENISHI」(神戸市)の系列店として都内に初出店。ENISHI本店は、日本ミシュランタイヤ(新宿区)が発行した「ミシュランガイド兵庫 2016」のビブグルマンに選出されている。

 店はおでん店「若ちゃん」隣。内装はアジアンテイストを意識し、男女問わず入店しやすい雰囲気を目指したという。店舗面積は15坪。席数は、カウンター7席、テーブル8席。入り口に券売機を設置する。

 五反田への出店について、ぷらコミ執行役員の平雅隆さんは「幅広い年代が居住し、オフィス街としてのランチ需要もあるエリア。昼夜の人口が安定している」と話す。

 看板メニューの汁なし「担々麺」(900円)は、タレに唐辛子やサンショウなど20種類以上のスパイスを使い、辛みとしびれが特徴。全粒粉などを使う独自配合の平打ち麺に、神戸ポークと淡路島産のタマネギ、しば漬け、水菜、砕いたカシューナッツを乗せる。いずれも本店と同じ材料を使うことにこだわったという。

 辛さはゼロを含む5段階から選べる。食べ進める途中で味を変化させて楽しめるよう卓上には、煮干し入りの「にぼし酢」、オレンジ果肉入りの「オレンジ酢」、坦々麺にも使うスパイス入の「エキゾチック酢」の酢3種類を用意する。

 汁ありの「鶏白湯(パイタン)担々麺」(900円)や、カシューナッツペーストをトッピングする「濃厚担々麺」(980円)、パクチーを乗せる「パクチー担々麺」(1200円)も提供。サイドメニューとして、「温玉」(100円)、「肉汁からあげ」(2個=150円)、スパイスをかける「台湾からあげ」(同190円)、担々麺の残った具と合わせて食べてもらう「ダイブめし」(60円)などを用意する。

 ドリンクメニューは、スパイスの辛さに合うものを選んだというクラフトビール「志賀高原ビール」(IPA、House IPA、Miyama Blonde=各800円)、ハイボール(320円)、キリンビール(400円)、コーラ(200円)、黒ウーロン茶(350円)をそろえる。

 着席後の追加注文も可能。デリバリーはUber Eatsと出前館に対応する。

 「開店して間もないが、すでに何度も来店したお客さまもいる。神戸本店の味を東京でも食べられることが支持されているのではないか」と平さん。「今後は期間限定商品にも力を入れたい。5月に向けて、香り高い酢を使ったメニューを考えている」と話す。

 営業時間は11時~22時。新型コロナウイルス感染症の対策として、入り口に消毒液を設置し、スタッフはマスクを着用する。

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