厚切り牛タン店「小山牛たん せい」(品川区小山3、TEL 03-6685-9171)が武蔵小山商店街パルムにオープンして3カ月がたった。
武蔵小山駅近くにある「炭火焼鳥せい」(目黒区)の系列店。中華料理店「樓蘭(ろうらん)」跡を居抜きで利用する。店舗面積は約10坪、席数は20席。
店長の阿部大蔵さんは、これまで牛タン店で調理や運営の経験を積んできた。「炭火焼鳥せい」の店主と意気投合し、同じ店名をつけた牛タンメインの居酒屋をオープンすることになったという。
ディナーメニューは、「厚切り牛たん焼き」(1,700円)、「牛たんシチュー」「地鶏鉄板炭火焼き」(以上1,200円)、「牛たんの炙(あぶ)り」(1,300円)、ガリ入りタルタルソースをかける「チキン南蛮ガリタルソース」(750円)、「鶏つくね親子煮」(600円)、「温玉かけごはん」(500円)など。メニュー開発について、「食材の使い方や調理法による『面白さ』と、見た目も楽しめる『かわいさ』を取り入れている」と阿部さん。
ドリンクメニューには、「サッポロ黒生ビール」、焼酎「からり芋」「黒霧島」「和ら麦」「泡盛 残波(白)」「白加賀梅酒」(以上500円)などを取りそろえる。東北の地酒「AKABU」「日高見」「楯野川」(以上、一合=900円)なども。
ランチメニューはご飯、スープ、小鉢などが付く定食メニューを用意する。「厚切り牛たん焼き」(1,800円)、「牛たんデミグラスシチュー」(1,500円)、「うすたんねぎ盛り」(1,200円)、「若鶏唐揚げおろしぽん酢」(900円)、「牛たんカレー」(1,100円)などをそろえる。土日祝日限定の定食メニューには、「牛たん得選定食」(2,500円)、「牛たん切り落とし」(1,500円)なども。阿部さんは「牛タンは独自の手法で仕込んでいる。歯応えがありながらかみ切れるやわらかい食感になる」と話す。客単価は、昼=1,300円、夜=3,500円。
「インテリアやお手洗いにも『かわいい』を取り入れているので、注目してもらえたら」と阿部さん。「もちろん味には妥協せず、まずは認知度を上げていきたい。武蔵小山の皆さんが店を選ぶ際の選択肢の一つになれるよう頑張る」と笑顔を見せる。
営業時間は平日=11時30分~14時、17時~23時、土曜=11時30分~23時、日曜・祝日=11時30分~22時。月曜定休。新型コロナウイルス感染症対策として、消毒用アルコールとアクリル板を設置し、スタッフはマスクを着用する。