フライドチキンと沖縄風いなりずしの専門店「トリイナリ」(品川区戸越1、TEL 03-6426-2124)が戸越銀座商店街にオープンして1カ月がたった。経営はLIFE SCHOOL(ライフスクール、渋谷区)。
場所は同商店街の案内所「ほっとスポット戸越銀座(戸越銀座商店街会館)」隣。店舗面積は10.5坪。テイクアウトのみ。
沖縄で親しまれているフライドチキンといなりずしの組み合わせを関東でも広めたいと、同店のオーナーが関東での事業化を決めたという。店長の小原貴史さんは「沖縄のいなりずしは薄揚げを使った三角の形状が特徴で、当店では『島いなり』と名付けた。単品でもおいしいが、フライドチキンと一緒に食べるとなお良さが出る」と話す。「テイクアウトと相性のいい商店街で物件を探していた。戸越銀座は雰囲気がよく人通りも多いので、ぴったりだった」と小原さん。
いなりずしは、だしで味を付けた薄揚げと国産のブレンド米を使う。沖縄風の「島いなり」(172円)のほか、同店オリジナルの具入りメニューとして、鶏肉と炒り卵を挟んだ「鶏玉そぼろ」、めんたいこと炒り卵を挟んだ「めんたま」、「卵焼き」(以上248円)、「うまみ昆布」「うめじゃこ」(以上216円)「いぶりがっこ&クリームチーズ」(270円)などを提供する。
フライドチキンは、衣が吸う油の量を抑えるフライヤーを使い、食材の水分を出にくくしてやわらかく仕上げるという。国産鶏を20種類のスパイスで味付けした「フライドチキン」(1ピース280円)、月替わりフレーバーのフライドチキンの2種類を用意する。
サイドメニューは「おだし玉子スープ」(200円)、「コールスロー」「チーズポテトサラダ」「ビーツラペ」(以上270円)など。ドリンクメニューは、コーラ(130円)、さんぴん茶(160円)、りんごジュース(180円)などをそろえる。
小原さんは「昼時でも待たせず、注文から1分以内の提供を心がけている。皆さんに食べてもらえるように、毎日より良いものを届けていきたい」と話す。
営業時間は11時~20時。新型コロナウイルス感染症の対策として、スタッフはマスク着用し、アルコール消毒液を設置して、店内を換気する。