品川経済新聞の2022年上半期PV(ページビュー)ランキングは、自動販売機セレクトショップ「PiPPon!(ピッポン)」(品川区中延4)のオープンを報じる記事が1位を獲得した。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 中延・第二京浜沿いに自販機セレクト店「ピッポン!」 韓国総菜やキャビアなど9台(2/16)
2. 不動前に洋菓子店「エキリーブル」 店主はパティシエの徳永純司さん(4/8)
3. 三田エリアにホルモン専門「矢澤臓物販売」 ヤザワミート系列、自販機も設置(4/4)
4. 大井町にカフェデリ「ガジェット」 クラフトビール20種類以上、漬け込み酒も(1/4)
5. 大森駅前で「大田・品川おさんぽマルシェ」 地元ブルワリーがクラフトビールを販売(6/1)
6. 武蔵小山に豚肉料理の定食店「食堂ぶた」 平田牧場のブランド豚使う(1/24)
7. 西大井~大森で「しなバス」試行運行始まる 品川区初のコミュニティーバス(3/28)
8. 五反田・目黒川沿いで「さくらまつり2022」 3年ぶりの開催、「食堂とだか」出店も(3/16)
9. 武蔵小山一番通りに「ヨシナカブレッド」2号店 駅近で認知度アップ目指す(2/28)
10. 大崎「ビストロ八木商店」がリニューアル 隣接テナントを合併、広さ2倍に(2/4)
2021年12月にオープンした「PiPPon!」は、韓国料理や宮崎牛、ジェラートなど、冷蔵・冷凍食品の自動販売機10台を設置。最大で7万5,000円相当のキャビア缶が当たる自販機「キャビアガチャ」(1回2,000円~5,000円)も用意する。
オープン後の反響について、運営会社であるDプラン(豊島区)社長の内藤大輔さんは「テレビの取材やユーチューブの撮影依頼が相次いだ。今夏から大型商業施設や地方の道の駅にも出店予定」と話す。地方出店では、地元ならではの商品を販売して地域活性を目指す一方、中延店では地方食品メーカーの商品を導入し、東京進出に向けたテストマーケティングの場としても活用する方針。「食品に限らず無人販売の可能性を広げ、各地域のためになるような自販機の活用を考えていきたい」と意気込む。
2位には洋菓子店「équilibre(エキリーブル)」(西五反田5)、3位はホルモン専門小売店「矢澤臓物販売」(港区三田5)の開店を伝えるニュースがランクイン。このほか、品川区内初となるコミュニティーバス「しなバス」の試行運転開始や、3年ぶりの開催となった五反田・目黒川沿いの「さくらまつり2022」、大森駅前で初開催した「大田・品川おさんぽマルシェ」など、地域の交通情報やイベントニュースにも注目が集まった。
2022年上半期の広域品川圏は、年始から新型コロナウイルス感染症の状況により各店や施設が難しい対応を迫られた。春以降は通常営業を再開する店舗・施設や季節の催しが多く見られたが、地域行事の開催などはいまだ慎重な姿勢がうかがえる。品川経済新聞では引き続き地域の動きに注目し、その取り組みを報じていきたい。