食べる

不動前に洋菓子店「エキリーブル」 店主はパティシエの徳永純司さん

オーナー・パティシエの徳永純司さん

オーナー・パティシエの徳永純司さん

  • 19

  •  

 洋菓子店「équilibre(エキリーブル)」(品川区西五反田5、 TEL 03-6417-4882)が3月26日、東急目黒線不動前駅近くにオープンした。

販売するケーキ

[広告]

 恵比寿に移転したレストラン「ティスカリ」跡を改装して利用する。店舗面積は約30坪。調理場にはガラス窓を設け、外から調理場を見ることができる。

 店主の徳永純司さんは、「ザ・リッツカートン大阪」のレストラン「La Baie」(大阪府)のシェフパティシエや、「ザ・リッツカートン東京」(港区)のペストリーシェフ、「インターコンチネンタル 東京ベイ」(港区)のエグゼクティブペストリーシェフを務めた経歴を持つ。テレビドラマ「グランメゾン東京」や「この恋あたためますか」(いずれもTBSテレビ)のスイーツ監修も手がけた。

 不動前への出店経緯について、徳永さんは「街や人の雰囲気が良い印象があり、東急目黒線や東横線沿いで物件を探していた」と話す。

 ケーキは、マロンやラムレザンバターのクリームを使う「マロンラムレザン」(890円)のほか、脂肪分の異なる2種類の生クリームをブレンドして使う「苺のショートケーキ」(670円)、ふわふわとした食感のチーズケーキ「クレメダンジュ」(680円)、バニラやチョコレートのクリームを重ねる「フォレノワール」(730円)、「モンブラン」(810円)、「シュー ア ラ クレーム」(430円)などを提供する。

 「まこっちゃん」(700円)は、テレビドラマ「この恋あたためますか」に登場したケーキを再現。アーモンド生地にフランボワーズのバタークリームなどを使う。ホールタイプの「苺(いちご)のショートケーキ」(12センチ=3630円、15センチ=4610円)、「アールグレーブリュノー」(2,300円)、「ボンボンショコラ」(20個=9,170円)などもそろえる。

 焼き菓子は、発酵バターを使った「ガレットブルトンヌ」(320円)、ラム酒で漬け込んだドライフルーツが入った「ケークフリュイ」(430円)、ハチミツとバニラの風味で仕上げる「フィナンシェ」(290円)などを提供する。ギフト箱(S=500円、M=600円、L=700円)も用意する。

 オープン以来、開店時には行列ができ、最大2時間待ちになることもあるという。「最近は15時ごろには売り切れる状況。店内に入るまで少しお待ちいただいているが、昼すぎは比較的入りやすいのでは」と徳永さん。

 今後について、「焼き菓子を販売しているスペースにイートインのカウンター席を設け、パフェなども提供したい。ホールケーキの予約にも対応していく予定なので、お誕生日などで利用してもらえたら」と徳永さん。「世界情勢により材料の仕入れに影響が出ているが、できるだけ価格を抑えつつ、皆さんが食べやすいような日本の洋菓子を作っていきたい」と話す。

 営業時間は11時~19時。火曜・水曜定休。新型コロナウイルス感染症対策として、スタッフはマスクを着用する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース