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東五反田にスープ専門店「タプタプ」 定額プランや容器の販売・レンタルも

代表の住谷直厚さん(右)と広報部長の花田智佳さん

代表の住谷直厚さん(右)と広報部長の花田智佳さん

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 スープ専門店「TapTap(タプタプ)」(品川区東五反田1)が6月17日、東五反田エリアにオープンした。経営はJuicy Japan(西五反田8)。

「TapTap」店内

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 ダイニングバー「Five」跡を一部改装して利用する。壁を白く塗り、カウンターを取り付けた。テイクアウト中心だがイートイン席も少数用意する。店舗面積は約30坪、席数は5席。

 同社代表の住谷直厚さんは飲食店のコンサルティング業を手がけ、2020年には西五反田で朝食と肉丼ランチ店「たまごとうし」を間借り営業していた。今回の開業について「健康に気を使うビジネスパーソンが利用しやすい業態を考えた。スープは食材や味の幅が広く、冷たいものなどバリエーションが豊富」と話す。

 広報部長の花田智佳さんは「在宅勤務の人は特に、健康面を気にして軽く食べられるものを求めている。ちょっとした気晴らしや運動として近所を散歩したいニーズもある。気軽に立ち寄ってもらえて、地域とのつながりが持てるような場所を目指したい」と説明する。

 スープメニュー(各500円)は、「朝に飲みたい一杯」をイメージしてミルクベースにベーコンや野菜を入れた「ホワイトスープ」のほか、トマトベースの「ミネストローネ」、タケノコやナス、ズッキーニなどが入った「ココナッツグリーンカレー」、魚介だしに豚バラ肉や野菜、豆腐などが入った「ユッケジャン」など。サトイモを使う「豚汁」や、大豆ミート入りでビーガンに対応する「豆乳坦々」も提供する。

 トッピングは、ライス、バゲット、オートミール、春雨、マカロニ、温玉、チーズ(以上100円)、コラーゲンボール(200円)。ドリンクはコーヒー、ウーロン茶、グレープフルーツジュース(以上100円)などを用意する。

 プラスチック容器や持ち帰り用の袋は提供しない。利用客はスープの容器を持参するか、レンタルする(1回200円)。同店のオリジナルグッズとして、スープジャー(3,000円)とエコバッグ(1,500円)を販売する。

 月額プランも用意する。1日1杯のベーシックコース(月5,000円)、1日2杯のスペシャルコース(月7,000円)、1日3杯のVIPコース(月1万円)。VIPコースは登録者以外の人にもスープをシェアできる。「個食が進む中、人と食事をするきっかけになれば」という思いで考案したという。

 「現在は朝の利用が目立っている。出勤途中に立ち寄って朝食をその場で食べ、昼食分を持ち帰る人も見られる」と住谷さん。「食事面が安定すれば、仕事や自分の生活に集中しやすくなる。そのサポートができたら。今後はイベント出店や法人とのコラボを視野に入れ、地域企業の福利厚生サービスなどにも関わっていきたい」と意気込む。

 営業時間は7時~18時(売り切れ次第終了)。土曜・日曜・祝日定休。新型コロナウイルス感染症の対策として、店内は換気して消毒液を設置し、スタッフは検温してマスクを着用する。

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