「餃子職人どんこ」(品川区二葉1、TEL 03-6868-7090)が東急大井町線下神明駅近くにオープンして1カ月がたつ。
テイクアウト専門で、注文・受け取りは店舗裏側の窓口で行う。店舗面積は約3坪。
同社代表の加藤大空さんは元会社員。「出張先の北海道でたまたま入った店だったのに、手頃な価格でこれほどおいしいギョーザがあるのかと感動し、自分でも作って広めたいと思った。その場で店主に弟子入りを申し込んだ」と加藤さん。約2年前から横浜でギョーザの通信販売を始め、より認知度を高めようと地元で店を開いたという。
店名の「どんこ」には、「ギョーザ界のドンになる」という気持ちや、たった1「個」のギョーザから人々を幸せにしたいという願いが込められている。ギョーザ作りのきっかけとなった北海道にちなんだ「どさんこ」も由来の一つ。
看板メニューの「ジャンボ餃子」(3個=500円、5個=680円、10個=1,360円)は、全長10センチ、重さ 55グラム。寒玉キャベツや青森県産のニンニク、高知県産の「囲(かこい)しょうが」など、材料は全て国産のものを使う。製造工程では機械をほぼ使わず、皮も手作りする。「下味がしっかりついているので、酢やラー油だけでおいしく食べられる」と加藤さん。
そのほか、ナズナやタケノコ、シイタケが入った「肉水餃子」(8個=980円)や、「海老水餃子」(同=1,280円)、「ジャンボ焼売(シューマイ)」(4個=530円)、「どんこ特製辣油(ラー油)」(450円)などを提供する。「ジャンボ餃子」は店内で焼いたもの・冷凍品・冷蔵品を、「肉水餃子」と「海老水餃子」は冷凍品を販売する。
今後はデリバリーに対応予定。9月からは「ジャンボ餃子弁当」や「どんこ焼売弁当」「和牛焼肉弁当」(以上1,000円~)など、弁当の販売を始める。イートインの店舗など、FC展開も考えているという。
「子どもからお年寄りまで食べられる、ギョーザのすごさを広めていきたい」と加藤さん。「ビールのおつまみとして、白ご飯のおかずとして、スタミナをつける食事として、さまざまな食べ方で楽しんでほしい」と話す。
営業時間は、11時30分~21時30分(土曜・日曜は15時~)。ギョーザがなくなり次第営業終了。月曜、第2・第4火曜定休。