見る・遊ぶ 買う

大崎駅前で「大崎コミックシェルター」開催へ 実行委員会初の同人誌即売会も

「大崎コミックシェルター 2021冬」の様子(写真提供=大崎コミックシェルター実行委員会)

「大崎コミックシェルター 2021冬」の様子(写真提供=大崎コミックシェルター実行委員会)

  • 5

  •  

 「大崎コミックシェルター2022」が8月13日・14日、JR・りんかい線大崎駅南改札口付近の特設テントで開催される。主催は、大崎コミックシェルター実行委員会と大崎駅西口商店会新規事業室(品川区)。

2019年8月に開催された「大崎コミックシェルター 2019夏」の様子。声優の山口勝平さん(前)、中谷一博さん(奥)、林りんこさん(写真提供=大崎コミックシェルター実行委員会)

[広告]

 大崎駅はJR山手線とりんかい線の乗換駅で、同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)」の会場である東京ビッグサイト(江東区)にアクセスしやすい。全国から集まるコミケの参加者をターゲットに、イベントを通じて大崎駅周辺をアピールしている。

 コロナ禍の影響で、2020年5月以降はコミケのリアル開催が見送られたため、コミックシェルターもユーチューブでの配信に切り替えた。その後、昨年12月には大崎駅前でイベントを再開し、オンライン配信を含めて今回で18回目となる。

 駅前の特設テントには休憩スペースを設け、無料の麦茶を振る舞うほか、缶バッジなどコミックシェルター限定グッズやビール・かき氷の販売を行う。イベント期間中に限り、周辺の飲食店や銭湯で利用できるクーポン付きのチラシも配布する。

 「駅前徒歩2秒の同人誌即売会」では、13日にコミックシェルター実行委員会が出店を募集したオールジャンル同人誌即売会を、14日に「おもしろ同人誌バザール」の協力による評論などの情報系同人誌即売会を行う。出店数は、13日=約30サークル、14日=約80サークル。

 大崎コミックシェルター実行委員長の綱嶋竜太さんは「これまではおもしろ同人誌バザールさんに場所を提供し、運営をお任せする形で実施してきたが、大崎コミックシェルターのブランディングや今後の規模拡大に向けて、初めて実行委員会が運営に取り組むことになった。これを第一歩として、次回以降も発展させていけたら」と話す。

 イベント期間中は、JR大崎駅での構内放送企画を実施する。大崎西口商店街のマスコットキャラクター「大崎一番太郎」の声優である山口勝平さんほか、声優の中谷一博さん、林りんこさん、地方創生バーチャルタレントの富神風さん、天ノ守露さんが声で出演する。

 綱嶋さんは「大崎コミックシェルターを今後どう成長させていくかという課題はあるが、まずは皆さんに大崎をもっと面白がってもらって、少しでも地名を覚えてもらえれば」と話す。イベントの発案者で地元マスコットキャラクターの大崎一番太郎は「今回はコミックシェルター主催の同人誌即売会もあるし、僕もおこづかいをためてお買い物に行くよ~。みんなに会えるかな」と、大崎への来場を呼びかける。

 開催時間は、13日=12時~18時、14日=12時~17時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース