食べる

大井町に居酒屋「こいさご」 メニュー90種類以上、家飲みのような価格設定で

「大衆酒場こいさご大井町本店」外観

「大衆酒場こいさご大井町本店」外観

  • 34

  •  

 「大衆酒場こいさご大井町本店」(品川区東大井6)が大井町駅近くにオープンして2カ月がたった。

「大衆酒場こいさご大井町本店」内観

[広告]

 店主の綿貫和人さんは3人兄弟の長男で、昨年まで会社員として勤務。飲み歩くことが好きで、居酒屋の開業を思い立ってから、弟らが働く大井町で物件を探し始めた。弟らは飲食店経営の経験があり、仕入れルートの確保などで開業をサポートしたという。

 店名は、綿貫さんの父の出身地である小砂(こいさご、現栃木県那珂川町)から。刺し身などの料理の提供に、伝統工芸品の陶器「小砂焼」を使うこともある。

 居酒屋「かくれ家 秀」が入っていた物件を改装して利用する。店内にあった壁などを取り払い、座席はコの字型のカウンター席のみとした。座席について「お客さん同士の横のつながりを楽しんでもらえるよう、大きいカウンター席を作った」と綿貫さん。店舗面積は約18坪。席数は21席。

 フードメニューは、煮込み(308円)、天ぷら(220円~)、ハムカツ(330円)、豚キムチ(440円)、オムレツ(330~385円)、大井の鶏肉店から仕入れるブランド鶏「地養鳥」の鶏天(385円)やステーキ(440円)など、90種類以上。「本日のおすすめ」として、魚の刺し身や旬の野菜を使った料理も提供する。

 ドリンクメニューは、「キリン一番搾り」の生ビール、黒生ビール、ハーフ&ハーフ(以上、385円)、瓶ビール(550円)、ホッピーセット(白・黒、385円)、「キンミヤ焼酎」の酎ハイ(275円)やレモンサワー(308円)、「陸」ハイボール(330円)、日本酒の「麒麟山」(385円)など。お酒は全て綿貫さんが好きなものをそろえているという。客単価は1,000~1,500円。

 綿貫さんは「地域住民や周辺エリアで、飲み歩く人の利用を見込んでいる。毎日来てもらえるよう、家で飲んでも変わらないような価格設定と、品ぞろえの多さを意識した。四季のおいしい食材をたくさん提供しつつ、地域密着でやっていけたら」と話す。

 営業時間は14時~23時。水曜・土曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース