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戸越銀座に食パン専門店「まるや」 とんかつ店新業態、カツサンド自販機も

「食パンまるや戸越銀座店」外観

「食パンまるや戸越銀座店」外観

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 「食パンまるや戸越銀座店」(品川区平塚2、 TEL 03-6426-9189)が8月8日、戸越銀座商店街にオープンした。経営は、とんかつチェーン「まるや」を展開するまるやジャパン(港区)。

「食パンまるや戸越銀座店」内観

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 都内で19店舗を展開するとんかつブランドの新業態1号店。事業担当者の児玉靖之さんは「食パンはとんかつ店で販売するカツサンドの材料でもあり、仕入れ値の高騰から内製を目的として始めた」と話す。現在は、同店で製造した食パンを同チェーンのとんかつ店に運んでいる。

 物件は「高級食パン専門店 真打ち登場 戸越銀座店」跡を居抜きで利用する。食パンの断面を模した文字なしの看板は、「インパクトを重視した」と児玉さん。店舗面積は約22坪。テイクアウトのみ。

 商品は食パン1種類のみ。価格は1斤=280円、2斤=500円、3斤=700円。カツサンドに合うよう、食パンの味はあえて甘くしていないという。近隣の系列店「とんかつまるや戸越銀座店」(平塚1)では、カツサンドを作る際に残るパンの耳を揚げて砂糖をまぶしたものを売ることもあるという。

 食パンは「焼きたてを販売する」として、販売開始時間を決めている。平日は13時、15時、17時、土曜は13時、16時。

 店外には24時間営業の自動販売機を設置し、冷凍の「ヒレかつサンド」「魚フライサンド」「ロースかつサンド」「メンチかつサンド」「玉子かつサンド」(以上600円)を販売する。通勤時に冷凍のカツサンドを購入する人もいるという。

 「食パンは『シンプルな味でちょうどいい』というお客さんの声がある。自宅用とお土産用に2斤買う人も」と児玉さん。

 営業開始は13時。営業終了時間は食パンの販売状況による。日曜・祝日定休。

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