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荏原中延に「だんごや杜」 ずんだなど6種類、すし・総菜店に併設で

だんごや杜・代表の森辰紀さん

だんごや杜・代表の森辰紀さん

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 「だんごや 杜(もり)」(品川区中延3、 TEL 03-6823-8637)が9月11日、中延商店街(なかのぶスキップロード)にオープンした。

団子・ずんだ(写真提供=だんごや杜)

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 場所は、すし・弁当を販売する「青山長兵衛 中延店」の一角。約14坪の店内に、団子売り場を併設する。

 代表の森辰紀さんは宮城県仙台市出身。母の実家がある岩手県に名物の団子店があり、森さんも小さい頃からよく団子を食べてきた。大人になってからも旅行などで各地の団子を味わってきたが、仙台の和菓子店「つつみ屋」で「こんなにおいしい団子は食べたことがない」と感動し、「この味を東京で広めたい」と考えたという。

 店頭で販売する団子とあんは「つつみ屋」から仕入れる。1本200円の団子は「粘り気が少なく、歯切れの良さと弾力が特徴」と森さん。ついた団子を細長い筒状にしてから輪切りにする「糸切り団子」の製法で、「切り口の舌触りがいい」という。

 あんは、ずんだ、あんこ(こしあん)、くるみ、ごま、ピーナッツ、しょうゆの6種類。ずんだは粒が粗めで、枝豆の味が楽しめるという。あんことクルミ入りのまんじゅうを揚げた菓子「つつみあげ」(150円)も。今後、季節替わりのあんを使った団子も販売する予定。

 「中延は、16年前に仙台から上京して最初に住んだ街。このエリアで出店したのは偶然だが、縁を感じる」と森さん。「オープンして間もないが、早速リピーターになってくれたお客さんもいる。自分が本当においしいと思うものを提供できることがうれしい」とほほ笑む。

 営業時間は11時~18時。水曜・日曜定休。

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