コーヒーストア「スターバックス コーヒー 武蔵小山店」（品川区小山3、TEL 03-6421-6720）が9月30日、パークシティ武蔵小山ザモール1階にオープンした。運営はスターバックス コーヒー ジャパン（品川区上大崎2）。

デジタルサイネージに表示されるメニュー

　同店は、「猿田彦珈琲（コーヒー） 武蔵小山店」跡を改装して利用する。内装は、「地域住民の憩う店として、少し懐かしさが感じられつつ、これまでと変わらないコミュニティーの場となるようデザイン」したという。フードメニューは、フードロス削減の検証や狭小店舗、顧客体験向上を図るため、デジタルサイネージを導入する。店舗面積は約37坪、席数は27席。

　武蔵小山に出店した経緯について、同社の広報担当者は「スターバックスらしい店舗空間づくりとサービスが提供できる立地を探していた。その過程で最適な立地に巡り合い、出店が決まった」と話す。「近隣エリアである目黒や五反田にも出店しているが、タワーマンションの開発などで住宅地としても人気の高い武蔵小山で、通勤前後や家族、友人との利用など、より生活に密着した店として利用もらえれば」とも。

　メニューは、「ドリップコーヒー」（350円～）、「スターバックス ラテ」（415円～）、「キャラメル フラペチーノ」「マンゴー パッション ティー フラペチーノ」（以上510円～）など。季節商品「パンプキンのバスクチーズケーキ」（510円）や「スイートポテトシフォンケーキ」（440円）のほか、コーヒー豆「スターバックス ライトノート ブレンド」（ホールビーン250グラム＝1,320円）なども販売する。

　オープン当日は開店前から約50人の客が並んだという。「満足いただけるスターバックス体験を提供し、地域に愛される店として育つよう注力していきたい」と広報担当者。「おいしいコーヒーと明るい笑顔、気軽に立ち寄れる親しみやすい空間を届けられるよう努める」とも。

　営業時間は7時～22時。