食べる

大井町に「bar cocoro」 広島出身の店主が地元の酒やつまみを用意

店主の中村翔悟さん

店主の中村翔悟さん

  • 51

  •  

 「bar cocoro(バーココロ)」(品川区東大井5、TEL 03-4400-5354)が大井町駅近くにオープンして1カ月がたった。

「bar cocoro」外観

[広告]

 店主は広島県出身の中村翔悟さんで、広島の酒やつまみをメインに提供する。ビルの1階と2階をリノベーションし、内装は同ビル3・4階に入居する高橋昌之建築設計事務所とハラヒロカズアトリエ(東大井5)がデザインした。店舗面積は4.5坪。席数は1階=立ち8席、2階=テーブル8席。

 オープンの経緯について、中村さんは「ビルの竣工(しゅんこう)写真の撮影仕事をしていた時、高橋さんにバーをやらないかと声をかけられたのがきっかけ。飲食店で働いていた経験があり、いつか自分の店を出したいとずっと思っていた」と話す。「地元のものだったら、無理をしなくてもお客さんに魅力を伝えられると思った」とも。

 ドリンクメニューは、クラフトビールの「宮島ペールエール」(800円)や「尾道エール」(850円)、皮ごと食べられるレモンを使った「瀬戸田レモン酎ハイ」(700円)、廿日市市桜尾で作られたウイスキー「桜尾」(750円)や「戸河内」(450円)、クワイを使った焼酎の「福山そだち」(500円)、「てくてく」(450円)、「賀茂鶴」(500円)、三次ワイナリーから仕入れる「TOMOE(トモエ)シャルドネ・クリスプ」(550円)や「尾道ワインデラウェア」(700円)、日本酒の「幻」「雨後の月」(以上550円)などをそろえる。

 フードメニューは「もみじ饅頭(まんじゅう)」(200円)、「がんす」(400円)、「ひろしま牡蠣(かき)のオイル漬け」(600円)、「あごだし茶漬け」(700円)など。ピクルス、ポテトサラダ(以上500円)、「ミックスナッツ」(300円)なども用意する。

 「今後はほかの飲食店とコラボしたり、アーティストの個展会場として貸し出したりと、この店をさまざまな情報発信の場にしていきたい」と中村さん。「広島の味を存分に楽しめるので、誰でもふらっと立ち寄ってほしい」とほほ笑む。

 営業時間は18時~翌2時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース