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西大井にラーメン店「麺屋 幸虎」 大井町「幸龍」に次ぐ2号店、丼メニューも

「麺屋幸虎」の外観と、店長の三谷雅史さん

「麺屋幸虎」の外観と、店長の三谷雅史さん

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 ラーメン「麺屋 幸虎」(品川区西大井2、TEL 03-5718-0722)が西大井駅近くにオープンして1カ月がたった。経営は、大井町エリアを中心にラーメン店や丼店を運営するクライチ(大井1)。

白龍(白豚骨ラーメン)

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 「らーめん幸龍」(大井1)の2号店。2021年に閉店した「龍の家族」跡を改装して利用する。店舗面積は8坪。席数はカウンター=6席。感染症対策のため、1席ごとに仕切り板を固定し、隣の客や店員と密にならないよう設計した。

 社長の酒井邦幸さんは、ホテリエやプロボクサーを経た後、ラーメン店で6年間修業し、2006(平成18)年に独立。現在は品川区を中心にラーメン店を2店舗、丼店を3店舗経営している。

 開店の経緯について、酒井さんは「『龍の家族』は、のれん分けの形で経営を別の人に託していた店で、12年間営業していた。地域の人に親しまれていたこの場所をもう一度使って、新しいラーメン店を開きたいと思った」と話す。

 「体に優しいラーメン」をコンセプトに掲げ、野菜・魚・豚・鶏などを長時間煮込んだ豚骨スープと、三河屋製麺(東久留米市)から仕入れた麺で作る。トッピングのチャーシューは、1枚ずつガスバーナーであぶる。

 フードメニューは、「白龍(白豚骨ラーメン)」(850円)、「赤龍(豚骨担々麺)」(890円)、「白虎(海老油みそつけ麺)」(980円)、「黒虎(黒マー油豚骨つけ麺)」(950円)、「幸虎特製黒マー油まぜそば」(880円)など。「豚玉丼」「鶏皮丼」(以上、並=850円、ミニ=380円)、「幸丼バラ」(850円)、ミニサイズの「豚めし丼」「豚挽肉(ひきにく)丼」(以上380円)など、系列店で提供する丼メニューもそろえる。丼ものは全て、煮干しのだしでスープ割りができる。米は山形県産のはえぬきを使う。

 トッピングメニューは「炙(あぶ)りチャーシュー3枚」(480円)、「どかモヤシ」「どかキャベツ」(以上200円)、「炙り鶏皮(タレ)」(380円)、「健康パクチー」(350円)など。

 ドリンクメニューは、「缶ビール(アサヒスーパードライ)」(430円)、レモンサワー、ウーロンハイ(以上480円)、ウーロン茶、アイスコーヒー(以上280円)、「マンゴージュース」(300円)を用意する。

 「今後は直営5店舗を守りつつ、フランチャイズ展開も広げていきたい」と酒井さん。「大井町エリアはもともと大好きな町。地元の人々のために、おいしい料理を提供していきたい」とほほ笑む。

 営業時間は11時15分~14時30分、17時~21時30分。

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