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武蔵小山に「ラーメン家 がんくろ」 せたが屋系列初の家系風ラーメン

「ラーメン家 がんくろ」外観と店主の前島司さん

「ラーメン家 がんくろ」外観と店主の前島司さん

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 「ラーメン家 がんくろ」(品川区荏原3、TEL 03-6426-4410)が武蔵小山商店街パルムにオープンして1カ月がたった。経営はせたが屋(世田谷区)。

カウンター席

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 同店は、コンセプトの異なる複数のラーメンを提供する「せたが屋」の6ブランド目で、同グループ初の家系風ラーメン店。

 外装や内装は、家系ラーメン店でよく使われる赤を基調とした。店舗面積は22坪。席数はカウンター=12席、テーブル=6席。

 同ブランドの立ち上げ理由として、せたが屋社長の前島司さんは「昨今、改めて家系ラーメンのブームが起こっており、SNSでも盛り上がっている。私もここ数年で特に気に入り注目していたので、店を始めてみようと思った」と話す。

 同店が提供するラーメンの麺は、北海道産の小麦粉「和華」を使う。従来の家系ラーメンより麺を長く太くし、すすり応えのある麺にしたという。チャーシューは、家系ラーメンでよく使われる燻製(くんせい)豚ではなく、焼き豚を使う。スープは、継ぎ足しをせずその日の分だけのスープを仕込む「取り切り」で作る。前日に豚の関節部分の骨「げんこつ」を煮込み、当日に鶏ガラや豚の背ガラを加えて再度煮込む。

 「家系ラーメンとは特徴が異なる部分も多いため、家系風ラーメンと名乗っている」と前島さん。「開店してすぐの早い時間はあっさりとしたスープだが、時間がたつにつれてキレやコクが増し、濃厚になっていく。その変化も楽しんでもらえれば」とも。

 ラーメンのメニューは、「ラーメン」(並=850円、大=1,000円)、「チャーシュー麺」(同=1,150円、同=1,300円)、「塩ラーメン」(同=950円、同=1,100円)。サイドメニューに「ライス」(100円)、「豚まぶし飯」(250円)、「つまみニラキムチチャーシュー」(300円)もそろえる。

 トッピングメニューは「味玉」(130円)、「特製ニラキムチ」「九条ネギ」「ほうれん草増し」(以上150円)、「海苔(のり)増し」(120円)。

 ドリンクメニューは、生ビール(500円)、コーラ、黒ウーロン茶(以上200円)を用意する。

 「すでにリピーターがいて、SNS上での評価も高く、手応えを感じている」と前島さん。「これからは期間限定メニューを随時出していく予定。お客さんの笑顔を楽しみに努力し、地元に根付くラーメン屋になりたい」と意気込む。

 営業時間は11時~15時、17時30分~21時。火曜定休。

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