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旗の台駅前に「イオンタウン旗の台」 23区内初出店、CO2フリー電気100%目指す

「イオンタウン旗の台」の外観

「イオンタウン旗の台」の外観

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 都市型ショッピングセンター「イオンタウン旗の台」(品川区旗の台2)が旗の台東口通り商店街にオープンして1カ月がたった。運営はイオンタウン(千葉市)。

「イオンタウン旗の台」の外観

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 全国に150カ所以上を展開する同施設。東京23区内では初出店。イオングループが推進する「ヘルス&ウエルネス」をコンセプトに、クリニックやドラッグストアなど8店舗が入居する。敷地面積は約372坪。地上3階建てで、延べ床面積は約617坪。駐車場2台、駐輪場76台を併設する。

 同社はサステナブル社会の実現に向けた、人と環境に配慮したショッピングセンター運営に取り組む。その一環として、同施設では軒天井部分に国産木材を用い、そのうち3割は多摩産の木材を利用することで、東京の森林環境保全を推進する。また、自動灌水(かんすい)システムを備えた壁面緑化を設置し、一部には雨水を貯水タンクにためソーラーパネル電源を利用した自動灌水システムを導入する。2月からは屋上の太陽光発電設備を稼働し、年間約3万キロワットアワー(脱炭素率約3.1%相当)の電力を生み出す予定。3月にはCO2フリー電気を100%使った店舗営業を目指す。

 今回のオープンについて同社営業本部関東事業部東京・埼玉営業部部長の政浩一さんは「旗の台駅周辺は昭和大学病院のほか、学校や商店街があり、魅力的な立地。従来の郊外店では週末の来客数が多くなるが、同施設は平日との大きな差がない」と話す。

 入居する店舗は、調剤薬局併設型ドラッグストア「ウエルシア薬局」、イオンタウン初出店となるオーガニックスーパー「ビオセボン」、「McCafe by Barista(マックカフェ バイ バリスタ)」併設型の「マクドナルド」、「はたのだい耳鼻頭頚部クリニック」「旗の台ひだまり整形外科・リウマチ科」。4月には「旗の台歯科・矯正歯科」「なみファミリークリニック」が開業予定。

 客層は、20~30代のファミリー層のほか、大学生、高齢者も訪れているという。政さんは「2階のフリースペースは、手作り教室などのイベント利用も検討している。オープン直後の昨年12月には、商店街のクリスマス抽選会にも協力した。これからも地域のイベントは積極的に参加する予定なので、コミュニティーの拠点としても親しんでもらえれば」とほほ笑む。

 営業時間は店舗によって異なる。

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