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大井町に居酒屋「どすこい割烹 芝光」 ちゃんこ鍋は1人前から注文可

店長の長井洋介さん

店長の長井洋介さん

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 居酒屋「どすこい割烹(かっぽう) 芝光(しばこう)」(品川区大井4、TEL 03-6429-8315)が、大井三ツ又交差点近くにオープンして3月6日で3カ月がたつ。

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 オーナーの長井洋介さんは2020年3月、独立出店を目指して12年間店長を務めた「ちゃんこ芝松 中目黒店」を退職。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、今回のタイミングで開業に踏み切ったという。

 大井町エリアを選んだ理由として、「北品川や大森なども候補だったが、大井町はより多くの人が行き交っている。駅から少し離れた住宅地のため、地元の人からは『よくここで開店したね』と言われたが、たくさんの店が密集する駅前ではなく、隠れ家的な立地が決め手になった」と話す。

 スナック跡を改装して利用する。店舗面積は8坪、席数は12席。「お客さんにくつろいでもらえるよう、一人一人のスペースが広めのローカウンターと、背もたれの深い椅子を用意した」と長井さん。格子天井は、両国国技館をイメージしたという。

 看板メニューとして、ちゃんこ鍋(1人前=3,000円~)を提供する。スープはカツオと鶏ガラ、野菜でだしを取り、7時間ほど煮込んで、みそ、塩、しょうゆで味を調える。

 そのほか、「力士味噌胡瓜(みそきゅうり)」(700円)、カニクリームコロッケ(500円)、肉汁メンチコロッケ(400円)などを提供。福島県の伊達鶏を使う焼き鳥は、かしわ(400円)、はつ(250円)、砂肝(300円)などをそろえる。

 ドリンクメニューは角ハイボール(500円)、「ザ・プレミアム・モルツ・マスターズドリーム」(600円)、焼酎(650円~)、生レモンサワー(700円)など。日本酒は時期により銘柄を変える。

 「現在の客層は、大井町で暮らす方や『芝松』時代の常連さんが中心。40代以上のお客さんが多いが、若い方の来店もある」と長井さん。「今後は地域外からの集客も狙いたい。経営が軌道に乗ったら、店舗数を増やすことも検討している」と意気込む。

 営業時間は17時~23時。日曜定休。

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