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三田に「創作鉄板と鮨 たけはな」 和牛とすし中心、いろりで焼きものも

店主の久保有紗さん(右から2人目)、料理人の乾孝行さん(右から4人目)、スタッフら

店主の久保有紗さん(右から2人目)、料理人の乾孝行さん(右から4人目)、スタッフら

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 「創作鉄板と鮨(すし) たけはな」(港区三田3、TEL 03-6665-8850)が三田駅近くにオープンして2カ月がたった。

「創作鉄板と鮨 たけはな」カウンター席(写真提供=創作鉄板と鮨 たけはな)

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 場所は、三田3丁目交差点近くのアーロン坂沿い。店舗面積は19坪。席数は半個室を含むテーブル=20席、カウンター=6席。キッチンにはいろりを備える。

 店主の久保有紗さんは関西出身で、中学生の頃から約12年間アイドルやモデルとして活動。並行してホテルや飲食店でサービス業を経験したことで自身の店を持ちたいと考えるようになり、料理人の乾孝行さんらと共に同店を立ち上げたという。乾さんは日本食の料理人として12年のキャリアがあり、ミシュランの星を獲得したことのある「熟成寿司(すし) 万(よろず)」(渋谷区広尾)で勤務していた経験を持つ。

 メニューの多くは旬の食材を使い、季節ごとに入れ替える。「黒毛和牛ミスジステーキ」(2,280円)、「和牛ハラミレアステーキ」(1,580円)、「本鮪(まぐろ)赤身」(420円)、「真鯛(まだい)」(250円)などを提供する。すしは、血抜きをして熟成させた刺し身と赤酢を使う。

 いろりを使って客の目の前で調理するわら焼きメニューは、「鮪スペアリブ」(880円)、「銀鮭(ぎんざけ)粕(かす)漬け」(980円)、「穴子の藁(わら)焼き」(980円)、デザートの「焼きマシュマロ」(550円)など。仕入れによって提供する「珍味」は、ハーブを食べて育った養殖のアユ、マグロの目玉、マコモダケなどを用意する。コースメニューは、竹(8品=5,500円)、花(10品=7,700円)。

 ドリンクメニューは、ビール(550円~)、ウイスキー(600円~)、「九州レモンサワー」「桜島小みかんサワー」(以上660円)、ソフトドリンク(440円)などをそろえる。日本酒は「山川光男」「飛露喜」「磯自慢 多田信男」(一合=950円~)など、季節によって約15種類を提供する。

 ランチメニューは、「ネギトロ丼」「あなご丼」(以上1,500円)など、旬の食材を使った丼ぶりメニューを提供する。

 「自由な店を作りたい。鉄板焼きとすしを一緒に提供したり、質の高いディナーを客単価1万円以内目安で提供したりと、既存のやり方にとらわれないチャレンジをしていく」と久保さん。「ベビーカーや小さな子連れも歓迎」とほほ笑む。

 営業時間はランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~23時。土曜はディナーのみ。日曜定休。

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