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三田に「うどん讃香」 夜は居酒屋営業、前店主が海釣りの魚を提供

店主の沢田哲宏さん(中央)、前店舗の店主で料理人の酒井豊さん(右)と女将の知恵子さん

店主の沢田哲宏さん(中央)、前店舗の店主で料理人の酒井豊さん(右)と女将の知恵子さん

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 「うどん讃香(さんか)」(港区芝5、TEL 03-6665-8533)が三田駅近くの慶応仲通り商店街(けいなか)の建築会館1階にオープンして2カ月がたった。

「うどん讃香」店内

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 2002(平成14)年から約20年間営業したうどん店「饂飩四國(うどんしこく) 田町店」跡を居抜きで利用する。店舗面積は14坪、席数は、カウンター=8席、テーブル=16席。

 店主の沢田哲宏さんは、うどんの料理人として20年近いキャリアを持つ。饂飩四国田町店での勤務をきっかけに、前店主の酒井豊さんから物件を引き継ぎ、独立して屋号を改めたという。昼はうどん店、夜は居酒屋として営業する。

 うどんは、「かけ」(430円)、「ぶっかけ」(470円)、「生しょうゆ」(450円)、「肉かけ」(720円)、「肉のせ冷玉」(790円)など15種類以上を提供する。うどん粉は、沢田さんが料理人としての経験の中で最も好きだという「飛鳥」を使い、コシの強さが特徴だという。

 そのほか、「温泉卵」(100円~)など9種類のトッピングと「ちくわ天」(120円~)など5種類以上の天ぷらもそろえる。テイクアウト可。

 夜の居酒屋では、前店主の酒井さんが料理長を務める。提供する魚は主に、酒井さんが週に1、2回ほど神奈川県の走水や剣崎で釣ったものを使う。フードメニューは、「今週の釣りもの」(790円~)、「お造り3点盛り」(1,590円)、走水のブランド魚「黄金アジ」を使った「あじフライ」(790円)など。

 ドリンクメニューは、ビール(490円~)、レモンサワー(380円)、焼酎(480円~)、ウーロン茶(350円~)などのほか、5種類の地酒(490円~)をそろえる。

 沢田さんは「先輩の酒井さんが20年続けてきた場所で、自分の店を持つことができた。今後も長く愛される店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~15時、15時30分~22時(土曜は11時30分~14時30分)。日曜・祝日定休。

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