日本酒イベント「Shu Sake 大日本酒祭」が10月9日、大井町駅前のきゅりあん(品川区東大井5)7階イベントホールで開催される。主催は日本酒専門店「シュウ・サケ・コーポレーション」(中延3)。
シュウ・サケ・コーポレーションは2014(平成26)年以降、中延駅近くの中延商店街(なかのぶスキップロード)で日本酒イベント「地酒路」を18回主催してきた。今回は同イベントを「バージョンアップ」し、初の試みとしてイベントホールで開く。会場の広さは約560平方メートル、席数は300席。
北は北海道の三千櫻酒造から南は佐賀県の古伊万里酒造まで、同店が直取引する38蔵が参加する。イベントホールでの開催について、主催者の北山秀人さんは「コロナ禍で蔵元が東京で営業する機会が減ったため、できるだけ多くの来場者に試飲してもらえる場を作りたいと考えた」と話す。
第1部=13時~15時、2部=16時~18時30分の2部制。蔵元は日本酒を3種類ずつ用意する。フードの持ち込みは2部のみ可。場内のスペースに参加蔵元の日本酒を並べ、参加者は入場時に受け取ったおちょこ3個セットに日本酒を自ら注いで飲み比べする。「蔵元の皆さんも会場で飲んでいるので、お酒の席ならではの出会いやトークを楽しんでもらえれば」と北山さん。
目玉企画として、2年先まで予約が埋まっている人気店「食堂とだか」(西五反田1)のおつまみセットを事前予約で販売する(予約は9月15日まで)。参加酒蔵の秋酒を試飲して投票する「秋酒グランプリ」も企画し、1週間後にユーチューブで結果発表を行う予定。
北山さんは、「味わったことのない日本酒に出合える機会になるはず。飲み放題イベントとしてチケット価格をできるだけ抑えたので、友達を誘って来ていただければ。日本酒の奥深さに触れてもらえたら」とほほ笑む。
予約チケットは、ショッピングサイトPass Marketで発売する。前売りチケットは、第1部=2,800円、第2部=3,800円(10月1日からは各200円増し)。当日券は、第1部=3,500円、第2部=4,500円。当日券は空席がある場合のみ販売する。