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西小山・東京浴場で「世界一のゆず風呂」 直径20センチのバンペイユ浮かべる

「東京浴場」店長の山本しろうさん

「東京浴場」店長の山本しろうさん

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 世界で一番大きいかんきつ類・バンペイユを浴槽に浮かべるイベント「世界一のゆず風呂」が12月31日と1月1日、西小山の銭湯「東京浴場」(品川区小山6、TEL 03-6421-5739)で開催される。

バンペイユ(左)とユズ

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 西小山駅近くにある同施設。廃業する銭湯の運営を引き継ぎ、持ち主に家賃を支払う「銭湯代行業」を手がけるニコニコ温泉(静岡県)が経営する。毎週末にさまざまな「替わり湯」を企画したり、無人販売方式の焼き芋店「おふろのおいも」を始めたりなどの新しい取り組みを展開している。

 世界で一番大きいかんきつ類としてギネス記録を持つバンペイユを使う同イベントは2020年に初開催し、今回で3回目。開始の経緯について、お笑い芸人「エルシャラカーニ」のメンバーで店長の山本しろうさんは「毎月の『替わり湯』などを決めるイベント会議で、冬至に近いことから年末年始にゆず風呂を企画した。インパクトを出すために、世界一大きなユズを使ってみたら面白いのではないかという話が持ち上がった」と話す。

 ゆず風呂に使うバンペイユは熊本県八代市産で、直径約20センチ。爽やかで甘酸っぱい匂いが特徴で、ユズよりも香りが強いという。男湯と女湯合わせて14玉を浴槽に浮かべ、一般的なユズも約50個ずつ入れる。

 12月30日から1月3日には、ゆず風呂に合わせ抽選会を行う。宣伝用チラシに付いた抽選券を持参するか、施設内にある東京浴場オリジナルアクリルキーホルダーのカプセル販売機(1回500円)や、施設内の焼き芋店「おふろのおいも」(紅はるか1個=350円、3個セット=1,000円、バターのせ400円、じゃがバター300円)で商品を購入した人を対象に景品を用意する。

 景品は「国産すきやき肉 肩ロース」「季節のフルーツ詰め合わせBOX」「選べるラーメンギフト券」「選べる和スイーツギフト券」など。生のバンペイユや「世界一のゆず風呂」3周年ステッカーなど、ユズにちなんだ物も用意する。

 「抽選会はお客さんに向けて、この1年間の感謝と次の1年間もよろしくという気持ちを込めている。『世界一のゆず風呂』と合わせて楽しんでほしい」と山本さん。「このようなイベントを毎年続けていければと思う。今後も面白い企画を考えている。私がお笑い芸人なので、笑いに絡めた企画もできたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は、5時~12時、14時~翌2時。入浴料は、大人=520円、中学生=420円、中人(小学生)=200円、小人(幼児)=100円。

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